オリンピックで感じる少年サッカーに足りないもの

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熱戦が繰り広げられている東京オリンピック2020ですが、昨日はソフトボール日本代表が悲願の金メダルを獲得しましたね。個人的にはソフトボールに肩入れをしていた訳ではありませんが、凄く感動しました。

女子サッカーの予選リーグ3戦目も行われました。どちらかというかサッカーの方が好きで経験もしているのですが、あまり感情移入ができませんでした。もちろん、勝って決勝トーナメントに進めたので良かったと思いますが、2011年の女子ワールドカップの時のように応援するテンションにはなりませんでした。

その理由を色々と考えたのですが、感情移入ができない最大の原因は「ガムシャラさ」が足りないからだと思うのです。

ジャイアントキリングが起こせない

時代の流れだと言われればそうなのかもしれません。必死にガムシャラに泥臭くプレーをするのは今の時代に必要ないのかもしれません。ですが、もっと出来るはずなのに余力を残しているというか、もっと頑張れよと思ってしまうのです。

レジェンドの澤穂希さんも以下の記事で語っていますが、頑張っているんだけどもっと出来るはずなのです。

最近の少年サッカーを観ていても思うのですが、上手いチームが勝つのが当たり前という考えのクソみたいな指導者が多く「相手の方が技術があったから負けて当然」なんて考えが蔓延しています。負けたのは技術が足りなかったからだ。もっと練習をしよう。

気持ちは分かるけど、そんな考えでは少年サッカーで試合をする意味が薄まってしまうのです。勝つための試合なんて、少年サッカーには必要なくて試合を通して子供たちを成長させることが必要なのです。勝つための試合なら、トレーニングマッチなんて必要なくてチーム内でトレーニングをしていた方が効率が良いし、仮に上手いチームに勝てなくて当たり前なのであれば、サッカーの醍醐味である『ジャイアントキリング』は起きないのです。

強いチームが勝つのであれば、試合をする前から勝敗が決まり、つまらないサッカーになってしまうのです。

オリンピック女子代表の試合を観ていて、最近、少年サッカーを観ていてつまらないと感じるのは、ジャイアントキリングが少なく、技術的に上手いチームが勝つからなんだと気づきました。

ジャイアントキリングは成長に必要なのだ

現在の少年サッカーを観ていると両チーム共に上手く綺麗なサッカーをしています。そして技術的に上手くミスが少ないチームが勝ちます。それが当たり前になっていて、多くの指導者、保護者を含め、試合をしている選手たちでさえ「格上の相手だから負けて当然だ」と感じているように思えてなりません。

必死に泥臭く食らいつき「絶対に勝ってやる」という直向きさがなく、淡白なサッカーで技術の比べ合いのクソつまらないサッカーになっているのです。そして、勝った負けたしか興味がない指導者、保護者が多く、子供たちも影響され、勝ったから良かった。負けたのは相手が上手かったからだ。と思ってしまうのです。

もしそうであれば、男子日本代表なんて世界相手に戦う必要はなく、アジアで一番を取っていれば良くて負けると分かっている格上のヨーロッパ、南米と親善試合なんてする必要もあリません。

そうじゃないのです。格上のチームに勝つためには泥臭く、ひたむきに必死こいてカッコ悪くても食らいつき勝利のために自分の持てるチカラを全て使い切り、ジャイアントキリングを狙うのです。そういったプレーが限界値をあげ、選手としての能力をあげていくのです。オリンピック代表の堂安選手だったと思いますが、インタビューで「大会中に上手くなっていけば優勝を狙えるチームだ」と言っていた真意は大会中にトレーニングを行い、相手より上手くなるということではなく、精一杯、必死に自分の全力を出し、限界値を超え、上手くなるということなのです。

指導者はモチベーターであれ

少年サッカーの指導者は技術やサッカーを教えることに必死になっていますが、そうじゃなくてモチベーターとして試合の時は「負けても良いから必死に頑張って来い!!」と送り出し、試合中のミスは見過ごし、選手たちは楽しく、必死に頑張れる環境を作ってあげることが必要なのです。

サッカーはドリブルの上手さ、パスの精度、シュートの威力をみせるスポーツではなく、相手より多くのゴールを奪い勝つことが目的のスポーツです。特に少年サッカーにおいて勝敗は二の次で、子供たちの成長が目的です。

クソみたいな指導者は、自分が指導しているチームで「勝ちたい」と思い子供を駒のように使い、指導者が求めるプレーが出来ない選手は試合に出すこともなく、勝敗に一喜一憂するのです。本来、指導者は選手たちに「勝ちたい」と思わせ、そのサポートをするのが役目なのです。

そんな勘違いをしている指導者、保護者のために日本代表には泥臭く、ひたむきに勝利を目指して全力で熱いプレーをして欲しいと期待をしています。

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