子どもには「何ゴトにもチャレンジして欲しい。最後まで諦めず挑戦をして欲しい。」と思いませんか?
前向きに挑戦し、そして最後まであきらめず続けて欲しいと思いますがすぐにあきらめてしまう子ども。
どうすれば良いのでしょうか?
子どもがすぐにあきらめてしまう場合は、普段からする親子の会話が影響しているかもしれません。その無意識な会話とは
- 「~べき」で子どもを押さえつける
- 質問と一緒に叱る
- 間違った褒め方をする
- 人の目を気にしすぎる発言
出来ることなら、あきらめず最後までやりきる子どもになって欲しいですよね。チェックしてみてください。
あきらめる子どもを作り出す行動
何にチャレンジしても、すぐにあきらめてしまう子どもに、どうにか最後まであきらめずにやり続けて欲しいですよね。親が一生懸命子どものために頑張っても子どもがやる気を出してやり遂げなければ、
「~べき。」で子どもを押さえつける
保護者が「~するべき。」と決めつけ、自分が正しいから子どもはそれに従った方が良いと決めつけては子どもと対立してしまいます。
お父さん、お母さんは子どもより長く生きていて、失敗した経験を多くしているため、子どもには同じような失敗をさせたくないと意見を言っているつもりでも、
子どもは、子どもの考え方を持ち行動をしているのです。子どもにもひとりの人間としての個性があります。子どもを尊重してあげましょう。
子どもに対して上から意見を言うと「子どもと対立」がうまれてしまいます。これまでの経験を活かし上手に「サポート」してあげる気持ちで子どもと接すると子どもが頑張ろうとするチカラに変えることができます。
質問と一緒に叱る
子どもが悪いことをしたときに「どうして~したの?」と質問することがありますよね。そんなときに気をつけて欲しいのは、
子どもの答えに対しては叱らないようにすること。
良くある会話では
親:「どうして~したの?」
子ども:「だって~なんだもん。」
親:「だから~はダメって言ったじゃない!!」
なんてことありますよね。
このように質問に対して大人が悪いと決めつけて叱ることは良くありません。子どものなかに「どうせ、何を言っても叱られる。」というあきらめの気持ちが芽生えてしまいます。
質問する場合は、子どもの気持ちを確認するために行う。子どもの回答に何か問題があるのであれば「じゃあ、~しないようにするにはどうする?」ともう一度、子どもに考えさせる。そうすることで子どもは自分で考え、頑張ろうという気持ちになります。
間違った褒め方をする
褒めて育てるというのは良いことだと思います。しかし間違った褒め方をすると子どもの頑張ろうという気持ちを奪ってしまいます。
間違った褒め方とは
- なんでも褒める
- 他人と比べて褒める
- 結果にフォーカスして褒める
子どもを褒めるときは他人と比べず、以前の子どもと比べる。
「前は出来なかったのに出来るようになったね。」と子ども自身を基準に褒めることでもっと頑張ろうという気持ちを持つようになります。
また、結果に対して褒めると「親に褒められたいから」とか「親の期待に応えよう」と親の顔色を伺う子どもになってしまいます。その結果は頑張った過程があっての結果です。頑張った過程を褒めましょう。
人の目を気にしすぎる発言
例えば「人に迷惑をかけないように」のように人の目を気にした発言を繰り返すと「これをすると人に迷惑が掛かるからやめておこう」と行動を起こさずにすぐあきらめてしまい、子どもの思考が停止してしまいます。子どもが社会で生きて行くためには必要なことなのですが、言い方を変えて「誰かの役に立つかもしれないからやってみよう」など前向きな発言をする。
あきらめずにチャレンジする子どもにするために
普段からの親子での会話ですぐにあきらめてしまう子どもにしてしまっているかもしれません。
我が子には失敗して欲しくない、もっと良い子になって欲しいと思う親の気持ちが強すぎると、ついやってしまうような会話ばかりですが、その会話が子どもの成長の妨げになっている可能性があります。
子どもの才能を引き出し、最後まであきらめず頑張る子どもにするためには、大人が正しいサポートをして行く必要があります。
大人が変わらなければ、子どもは変わりません。子どもの才能を伸ばすために大人ができるこどではないでしょうか。
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