サッカーの戦術はいつから?少年サッカーでも必要な個人戦術

スポンサーリンク

小学生年代の少年サッカーを指導していると戦術、戦略は教えるのは上の年代(U-15やU-18)に上がってからで良い。

早くからサッカー(戦術)を教えた方が良いとか、指導者の中でも色々と話が出てきます。

特にプレーヤーとしてサッカーをしていた保護者や、コーチはポジションを決めて、ポジションの役割、動き方を含めて教えるべきだ。という意見の方が多い。

逆に少年サッカーではボールスキル、技術を重点的に身に付けさせる。戦略、戦術は上の年代で身につければ良いと考える指導者の方もいます。

少年サッカーで戦術を教え込むことは、あり。ただし教える戦術による。

いつ、どこで、どのタイミングでどんなプレーが求められるか。の戦術を理解できるようになるのは小学校3年生くらいから。

そのタイミングから徐々に戦術(個人戦術)を教え始めることが良いのではないでしょうか。

子どもの成長と戦術

少年サッカーの指導をするときに気をつけなければいけないのは「子どもは小さな大人ではない」ということです。

子どもの脳は発達段階なんです。小学校低学年の子どもはまだ、自分とボール。たくさんのことを認識するチカラがまだありません

戦術を教えるタイミング

サッカーの戦術を理解できるようになるのは脳の発達に関係しています。

理解できない年代で教えても身に付きません。理解しはじめるようになるのは小学校3年生くらいから。

小学校低学年の子どもでも大人が教えた通りに動くことができます。

でも、何でそのプレーが必要なのか。なぜダメなプレーなのかを理解できていません

個人差はありますが、小学校3年生くらいからは、言葉を上手く使えるようになり、話を理解しはじめるようになります。この頃からが個人戦術を徐々に教えるタイミングです。

戦術を教えるための準備

だからと言って小学校低学年では戦術について何も教えないという訳ではありません。

戦術を理解する前に子どもたちにサッカーの原理原則」を意識させる必要があります。

サッカーの目的は「相手より多くのゴールを奪う」。

ゴールを奪うためには相手のゴールを目指す。

相手からボールを奪う。

これは日常生活の躾(しつけ)と同じです。団子サッカーになろうが、失敗しようが積極的に相手ゴールを目指す、ボールを奪う。

小さいときから意識をつけなければサッカー選手にはなれません。

例えば、ボールを奪われた後に取り返しに行かない選手やチャンスなのにシュートを打たない選手はどう思いますか?

ボールを取りに行かず見ているだけの選手で良いですか?

ボールを取りに行って失敗する、ドリブルで運ぼうとしてミスをする選手はこれからトレーニングでミスや失敗を減らすことができます。しかしボールを取りに行かない子どもは失敗をしないかもしれないけど上手くなる要素は少ない。

小学生が身に付けるべき戦術

少年サッカーで戦術を教え込むのは早いという意見に私は半分、賛成で半分は反対です。

少年サッカーでカウンターやポゼッションなどの戦術を教え込む必要はない。と言うか理解できる子どもも少ないと感じます。しかし何も教えなかったらサッカーにならない。

小学生は身体も脳も成長過程です。大人のように考えられるハズはありません。知識も経験も少ないのです。これから学び、たくさん経験をして人間として大きくなる過程です。

コーチは子どもの成長の手助けをするためにどのように何を教える必要があるのでしょうか。

子どもが判断する基準を教える

指導者、特に指導を始めたばかりのコーチに多いのですが、大人基準で子どもに教える。

子どもは大人と違って経験もなく、判断する基準を持っていません。

例えば「周りを観てごらん。そっち行ったら危ないよね?」

とかのコーチング。

子どもは何でそっちに行ったら危ないのかは理解できていません。コーチに行ったらダメだと言われたから行かない。理由はないんです。理解していないから。

別の場面で「何で行かないんだっ!!」って言われたらパニックですよ。

そうならないためにプレーを教えるのではなく

プレーを選択する基準を教える。

相手から効率的にゴールを奪うための手段が戦術

戦術を理解するということは判断する基準を持つということです。教えるのはあくまで判断基準。

決まりごとは戦術?

プレーに「決まりごと」を設けて「決まりごと」通りにプレーすることを求めるコーチングを行っている指導者の方もいます。「決まりごと」を決めることは戦術としては良いことだと思います。

「決めごと」があることで選手のプレーに迷いがなく、勝てるチームのことが多い。

ただ、「決まりごと」を作るときには注意が必要です。

「決まりごと」で決めるべきなのは、選択肢を固定(複数でも)するような「決まりごと」ではなく、判断の基準を「決まりごと」として子どもたちに明確に伝えること、つまり、判断の基準とプレーの優先順位を決める。プレーの選択は選手にゆだねる

指導者のエゴ

小学校低学年までに大人が「ああしなさい。」「こうしなければならない。」と教えてしまうと
それ以外のプレーは行わなくなってしまいます。

子どもたちに指示を出すことは、子どもたちが判断をするチャンスを奪ってしまいます。

でも、指導者は戦術や戦略を教えているつもりなんですよね。

指導者のエゴで子どもの成長機会を奪ってしまっています。サッカーは選手が状況を判断し、プレーを選択、実行する必要があります。

判断をする機会を大人が奪ってしまっては子どもは成長しません

まとめ

子どもは成長過程です。指導者が忘れてはいけないのは「子どもの成長過程に合わせた指導」。
子どもの成長に合わせてサッカーの個人戦術を教えて行く必要があります。

また。少年サッカーで身につける戦術は「サッカーの原理原則」についての理解を深め、プレーの選択の優先順位が判ること。プレーを決めるのではなく、子どもたちが判断しプレーするようにコーチングしていきましょう。

あなたの指導は選手のためになっていますか?

コメント

タイトルとURLをコピーしました