少年サッカーを始めるときに必ず必要なのはボール。特に低学年生はどうしてなのか自分のボールに対するコダワリが強いです(笑)。
スポーツショップに行くとたくさんのボールが並んでいますよね。少年サッカーで使うボールは少年サッカー用の4号球。
先ほどもお話したように少年サッカーの子どもたちはボールに対するコダワリが強いんです。少年サッカーを始めるときに購入するときはメーカーやデザインは子どもの趣味で良いですが「JFA検定球」を選んであげてください。
JFA検定球でもメーカーやモデルによって長く持たないモノもありますが、私の経験では6年間、同じボールを使い続けられる子どもはトレーニングしていない子どもだけです。
同じメーカー、モデルのボールを同時期に使い始めて練習をする子は1年でダメになるし、そうでない子は3年くらい使えます。平均すると2年くらいで買い替えているような気がします。
少年サッカーを始めるときに購入するボールは検定球であれば、子どもの好きなデザインで良いと話してからで、なんなんですが少年サッカーでのサッカーボール選びについて解説します。
少年サッカーのボール選びのポイント
少年サッカーで使うボールはスポーツショップに行くとたくさん並んでいます。サッカーボールは大きく分けて中学生から大人まで使う5号球と少年サッカーで使う4号球というサイズがあります。さらにメーカーやデザインやカラーなど選択するときに大人でも迷ってしまいます。
子どもが選びきれない場合はちょっとアドバイスをしてあげてください。
サイズは「4号球」
少年サッカーで使うボールは「4号球」というサイズのボールです。5号球に比べて一回り小さいサイズです。
私は幼稚園児や低学年はさらに小さい「3号球」や同じサイズの4号球でも重さが軽い「軽量球」という規格のボールの方が良いと思っています。
でもチームの練習のときにサイズが違うボールや重さが違うボールがあると使えなくなってしまうので「4号球」を用意するのが良いのかもしれません。
JFA検定球
JFA(日本サッカー協会)が検査をしてサイズや重さ、丸さなどの品質テストをして規格通りだと認定され、「JFA検定球」のお墨付きになります。
「JFA検定球」には必ず、JFA検定球とプリントされています。今の検定球だと「ヤタガラス」と一緒にプリントされていますので確認してみてください。
注意して欲しいのはフットサルボールも4号球でJFA検定球です。大きさや見た目は少年サッカーで使うボールと同じなのですが弾みません。
サッカーで使うボールと違うので気をつけてください!!
出来れば白メイン
デザインは子どもの好きなモノを選んであげてください。と言っておきながらなんですけど(笑)出来れば白いボールが良いです。
なぜかというと「チーム名と名前が見やすいから」
トレーニングのときもそうなんですが、大会や遠征で試合に行ったときに色々なチームの子どものボールがあっちこっちに転がっているんです。
そうすると無くす子どもが絶対出てきます。同じデザインのボールを他チームの子どもが持ってたりすると間違って持って帰ってしまうなんてこともあります。
なので私は「チーム名」と”ひらがな”か”カタカナ”で「名前」を大きく書くことを強制しています。大抵は黒マジックで書きますよね?
なので白メインか明るい色のボールの方が良いと思います。青とかのボールに黒で名前を書いても読めないし。。。
ダメなボール
結構、少年サッカーを指導していて直ぐに壊れてしまうボールは特徴があります。それは人気チームや人気選手のデザインのボール。
バルセロナやマンチェスターユナイテッドなどの人気チームやメッシ、クリスチアーノ・ロナウドのような人気選手のモデルだよ。と言う派手なボールが有名メーカーから出ているんですが、かなりの高確率で歪んでしまったり、革がはがれて使えなくなります。
すごく派手でカッコ良いんですけど、実用性はゼロです。コレクションなどで飾っておくようには良いと思いますが、トレーニングなどでは使わない方が良いかもません。
指導者いらずのボール「ダービースター」
ドイツのメーカーが作っている「ダービースター」と言うボールを知っていますか?
指導者いらずと言われているボールでヨーロッパのクラブチーム、最近はJリーグの下部組織でも使われているボールです。
ダービースターのボールの特徴は「重くて飛びにくい。」しっかりとボールの中心を蹴らないと飛ばないんです。
ダービースターのボールを使うことで少年サッカーをする子どもたちが正しい姿勢、重心移動でボールの中心を捉えるキックの技術が身につけることが出来るんです。なので「指導者いらずのボール」と言われています。
ボールの中心を捉えなければ飛ばない
現在、主流となっている軽くて飛ぶボールは、適当に蹴ってもそれなりに飛びます。特に筋力がある子どもは、チカラでボールをねじ伏せられるんです。
でもダービースターの場合は、しっかりとボールの中心を足の硬い部分で蹴らないと遠くには飛ばすことが出来ません。
低学年のうちは筋力が弱いので軽くて良く飛ぶボールの方がキックが楽しいので良いと思いますが、中学年から高学年はダービースターを使うことで誤魔化したキックが出来なくなります。
ダービースターは誤魔化したキックが出来ないので子どもたちがキックのフォームやインパクトする位置などを意識してキックがグングン上達しますよ。
なかなかお店では売っていません
私は息子たちがサッカーをしているので良くスポーツショップに行きます。必ず、サッカーボールを物色するのですがお店で「ダービースター」のボールをみたことはありません。
でも、最近はJリーグの下部組織でも使用されるようになり、世間でも認知されるようになってきたため、インターネットで購入が可能です。
うちの息子は小さくてボールがなかなか飛ばなかったのですが、コソ練でダービースターを使うようになってから、明らかにキックのフォームがキレイになりボールが飛ぶようになりました。
筋力がない子どもでもボールの中心に足のしかるべき場所を当てて蹴ることでボールって飛ぶんです。
ボールの質がプレーに影響を与えるんですね。中学生になった息子は小さいながら大きな5号球を蹴れるのもボールの中心を「足のドコでインパクトするとボールが飛ぶか。」という感覚をダービースターで身につけたからかも知れまいですね。
ちょっと地味なデザインですがオススメします。
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