競技は違うけど指導者として尊敬をしている野村克也さんの本を偶然手に取り読み始めました。
詳しくはネタバレになるのでレビューはしませんが、ボランティアチームで指導をしている少年サッカーのコーチには読んで理解して実践して欲しい。
「とりあえず、やれ!!」なんて指導法がまかり通っている少年サッカーの現場にも、こんな指導者が必要だと思います。
ただ努力をすれば、誰でも上達する訳ではない頭の使い方が大切です。それを子供にかみ砕いて理解させるのは、指導者の役割だと感じました。
競技は違うけど指導に生かせる
ノムさんの代名詞「ID野球」は弱者でも強者に勝てる戦術。でも、その戦術が大切なんじゃなくて、「問題発見をする能力」「問題を解決する能力」を磨いたことがノムさんの偉業だと思います。
そのマインドを子供たちに理解させることができれば、子供たちが自ら上手くなることができるようになる。指導者として必要なマインドは競技に関係ないんじゃないでしょうか。
本とは関係ないけど、元ヤクルトの古田さんも、ノムさんは厳しかったと話をしていましたが、厳しくも頭を使った野球が面白かったから、付いて行ったのではないでしょうか。頭を使うことで、だんだんと勝てるようになると実感がなければ、続けられなかったでしょう。
まだ、1/3しか読んでいませんが、久々のヒット作だと思います。
ぜひ、手に取ってみてください。
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