育成年代を指導しているサッカーの指導者の中で良く議論されるのが「クリエイティブな選手の育成」だと思います。私がJFA公認指導者ライセンス(C級コーチ)を取得するために受講したJFA公認指導者講習会でも「クリエイティブでたくましい選手」を育成していきましょう。と講義をされていました。
では、クリエイティブでたくましい選手とは、どんな選手なのでしょうか?
クリエイティブの意味
クリエイティブ(Creative)とは、創造的であるという意味だそうです。創造的とは
それまでにはなかった新しいものを作り出していく力があるさま。独創的
と辞書に出ていました。問題を認識して、どうすればその問題を解決出来るかを考え、新しい解決策を見出せることだと思います。
クリエイティブな選手
では、サッカー選手としてクリエイティブな選手とはどんな選手なのでしょうか?
例えば、どうしても1点取りたいけど、相手を崩すことが出来ない状況でその局面を打開できる選手のことだと思います。そんな選手に育って欲しいですよね?
洞察力
小さな変化も見逃さず、周りの状況を洞察し相手の小さなほころびを見つける能力を持った選手が必要です。その為には様々な視線から物事を観る必要があります。
柔軟な発想
特に攻撃時は、セオリー通りにプレーをしていても相手に対応されてしまいます。柔軟な発想を持ち、実行できる選手が必要です。
問題を解決する能力
サッカーはプレーの連続です。その瞬間で最良の答えを一瞬、一瞬で判断し、実行する能力が必要です。チームの勝利のため、局面を変えられる能力(問題を解決する能力)を持つ選手が必要です。
失敗を恐れない
新しいことをするには失敗を恐れてはいけません。失敗してもチャレンジする精神を持った選手が必要です。
ピッチで輝くために
現在、私が指導している小学生年代の選手たちは、どうしても与えられた課題に対しての回答を求めているように感じます。一瞬のインスピレーションで会場を沸かせる選手になるためには、刻一刻と変わる状況を認識し、自ら問題を発見し、解決する能力を身につけて欲しいと思います。
世界で戦う為に
私も、ここまで考えてプレーが出来たら、日本代表や海外リーグでも活躍できたと思いますね。実際。。。
指導者としてそんな選手の育成に関われたら幸せです。
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