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子どもの成長。『自立』した子どもの育て方

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いくつになっても我が子は可愛い。

私も2児の父親だから、すごく分かります。反抗期だろうが、可愛くてしょうがない。でも、いつまでも子どもに依存している『親バカ』では子どもは成長しません。子どもが自立して生きていけるようにするのが親の義務。

子どもは、あなたと違います。あなたは、あなたの人生を生き、子どもは子どもの人生を生きる

子どもが「自分で考え、行動する」=自立する。

子どもが可愛いから、失敗させたくない。だから、先回りをして手伝ってしまったり、指示をだしてしまったりしていませんか? 子どものためにと思っている行動が、子どもの成長を妨げているかもしれません。

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子どもの成長を促すために

子どもは最終的には親の元を離れて、自分の力で自分の人生を生き抜いていく。失敗もするかもしれない。困難に直面するかもしれない。失敗をしながら、困難を乗り越えることが出来なければ、ひとりで生き抜くことはできません。

失敗がない人生なんてない。ただ、失敗をしたときにどんな対処をするか。

最近の保護者は、少子化もあり、子どもひとりに手間を掛け過ぎていることが多いと感じます。子どもが困難にぶつかる前に親が先回りしてしまう。親が困難を乗り除くと子どもは自分の力で困難を乗り越えることを経験できません。親は子どもを尊重し、見守り、子どもが困難を乗り越えることをじっと待つことが必要。困難を乗り越える力を身につけることが成長

子どもを守りすぎてはいけません。あなたの何気ない言動が子どもの自主性を奪っている、自立を妨げている可能性があります。

子どもを『自立』させる

子どもを自立させたい。自主性を持った子どもにしたい。

「なんで、毎日同じことで叱られているの? 何度言っても出来ない。いつになったら自分でできるようになるんだろう? 親としてきちんと自立させなければ。」

小学生くらいのお子さんがいる方の多くは、そんなことを考えたことがありますよね。

では”自立”はどんなことでしょうか?

自分で朝起きて、顔を洗って、食事をしたら、歯を磨いて着替えて、学校の準備をする・・・。帰ってきたら、自分で宿題をやり始め、遊んだら後片付けをする。いちいち親に言われなくても生活習慣的なことが自分で出来るようになって欲しい

本当の『自立』とは

いちいち親や周りの大人に言われなくても、やってくれる子どもにしたい。それが子どもの自立。おそらく、多くの方が思っている自立とは、大人が思っていることを自動的にやってくれる便利な子ども。それは自立ではありません。親や大人の思い通りに動く、大人にとって都合の良い、手のかからない子ども。

本当に大切な自立とは、大人の思い通りに動くことではありません

本当の自立とは、自分がやりたいことを、自分で見つけ、自分でやっていく。自ら考え、行動すること

子どもが”自立”するということは、自分でやりたいことを自分で見つける。親や周りの大人がやって欲しいことをやることではありません。子どもが自分の人生を生き抜くこと。

そして、自分のやりたいことを見つけることは、大人になって急にできるようになるものでは、ありません。子どもの頃から、周りの大人に散々「そんなことは、やめなさい。」「これをやりなさい。」と言われ続けて大人になったときに「あなたは何をやりたいの? 自分でやりたいことをみつけなさい。」と言われてできるはずがありません。

『自立』出来ていない大人

実際に私の周りにも自立のできていない大人が、たくさんいます。言われたことは何でもやる。社会人として遅刻もしないし、もちろん無断欠勤だってしません。良いヒト。でも、特に自分でやりたいことがない。そんな生き方もありだと思います。困難も少なく、成功も少ない。現代の日本なら生きていくことは可能です。

会社では、言われたことを何でもやる。でも出世はできない。いくつになっても使われる側の人間です。どうしたいのか、どうすれば良くなるかの意見を聞いても答えられない。

自立=自己実現力

本当に自立している人は、自己実現力があります。仕事でもプライベートでも自分でやりたいことをみつけ、実現しています。失敗をしたり、困難にぶつかっても、自らやりたいと思ったことはやり遂げる。自分で見つけた「やりたいこと」だから頑張れます。

やり遂げることで「自分ならできる、できるハズ」と自己肯定感も高くなっていきます。人生を謳歌している人の多くは、この自己実現力、自己肯定感が高い。反対に自立できていない人は「どうせできないし、やっても仕方ないよね」と自己肯定感が低い人が多い。

自立した子どもを育てるために

子どもを自立させるためには、

子どもを自立させるために必要なこと
  • 自分で考えさせる
  • 子どもの『ヒラメキ』や意見を大切にする
  • 行動を見守る

どうしても可愛い我が子のためと先回りして失敗をさせないように手助けをしてしまったり、指示を出してしまうことが多くなってしまいます。勉強でもスポーツでも結果や成果を求めてしまいがち。そして、子どもに過度な期待を掛けてしまいます。そうすると「どうしてできないの?」「何度言えば分かるの?」とイライラしてしまいます。

我が子を自立した子どもに育てたいと願うのであれば、子どもが自分で判断し、行動するチカラ(自己実現力)を養うこと。周りの大人が目先の結果にこだわって子供をジャッジしたり、「あーしなさい。」と一方的に指示を出したり、先に答えを教えてしまったら、子どもの自己実現力は育たず、自立できません。

子どもの個性を認め、リスペクトすることが大切です。可愛い我が子が成長できるように子どもが自分で考え、失敗を重ね、工夫をして困難を乗り換えられるように、見守ることが必要なのではないでしょうか?

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