サッカーが上手い子の共通点。こんな子どもに育てたい！！

子どもが少年サッカーをしていると親としては少しでも上手くなって欲しいもの。
私の2人の息子たちもサッカーをしているので本当にそう思います。

私は中学生になった上の子どもが幼稚園の年中さんのときからお父さんコーチとして指導してきました。そして今は、保護者として下の子どものサッカーを観ています。

約10年、少年サッカーを現場で観てきて、全体的に地域の子どもたちの技術レベルは間違いなく高くなっている。
でも、サッカーが上手くなってはいないような気がします。

ドリブルやキックなどの技術があってもサッカーが上手い子どもとそうでない子がいます。サッカーが上手い子どもの共通点を挙げます。

どうせなら、サッカーが上手い子の共通点を持った子どもに育って欲しいですよね。

サッカーが上手い子の共通点

結構、私の偏見も入っています。「そうじゃないよ。」とか「こういう共通点もあるよ。」など意見があったらコメントくださいね。

サッカーが上手い子どもは「サッカーが楽しい。」「サッカーが面白い。」といったポジティブな感情でサッカーをプレーしています。

ポジティブな感情が働くことで技術や戦術など機能的に理解しているように感じます。イヤイヤやっていても身につきませんよね。

そして、その好奇心はサッカーだけでなく、何にでも興味を持っている。サッカーが好きだから、興味・関心を持ち、上手くなるんですよ。

これは、サッカーに興味・関心があるからだと思うのですが指導者の話を良く聞く。
聞いて理解できないことも、ただやるのではなく「なんで？」「どうして？」と理解しようとする。

そしてサッカーが上手くなる子は表情が豊かなんです。

理解してないときも理解したときも感情が顔に出る（笑）。サッカーが上手い子どもは、わかりやすい子どもが多い。

低学年のときから、コーチや指導者の話だけではなく、学校の先生や親の話も良く聞いている子はサッカーが上手くなっています。人の話を理解して自分の言葉で話してくれる子どもですね。

メリットやデメリットを先に考えるのではなく、必死に取り組み手を抜かない。

出来なくてもやろうとする。サッカーが上手い子は、苦手なことでも一生懸命に練習します。なので出来るようになる気がします。

トレーニングも試合も本気でサッカーをしています。出来ないことも必死で身につけようと頑張っている。

そんな姿をみると指導者もどうにか習得させようという気になりますよね。

さらにサッカーが上手い子は共通して中途半端にしない。練習中の休憩時間とかあるじゃないですか？
他の子がふざけたり、おしゃべりをしているときも、ボールを蹴っている子どもは上手くなっています。

「だいたい出来たから良いや」ではなくて、出来るまであきらめずに「やり遂げるんだ！！」と強い気持ちを持って取り組んでいることが多いです。。

子どものうちは失敗や弱点があって当たり前だと思いませんか？極度に失敗を認めない子ども、他人のせいにする子どもは上手くなりません。

サッカーが上手い子どもは改善する点をしっかりと認め「次はどうする」「これからどうするか」を考えています。

自分の改善点を知っているので苦手なことをたくさん練習する。そうすると苦手なことが少なくなってきますよね。

人を尊敬するというか、相手を大切にして相手の気持ちを考えられる子どもはサッカーが上手くなります。

出来ない子どもに対してバカにしたり、見下したりしている子どもは上手くなりません。

人の失敗に対して「ドンマイ。次」と言える子どもは間違いなく上手くなります。反対に「何してんだよ！！」と声を掛ける子どももいますが、たいていドコかで潰れてしまっています。

反対にサッカーが上手くならない子どもは「人のせい」「環境のせい」にして文句ばっかり言っている子ども。

低学年のうちに通用する技術や体格の子どもに多いのですが、人に文句ばかり言って自分のミスや弱点を克服しようとしない子どもは、上手くなるのは難しいと感じます。

指導者として「人のせい」や「環境のせい」にする子どもだと感じたら、早めに改善してあげた方が良いですよ。
技術があっても体格が良くてもいつか通用しなくなる。そんなときに責任転嫁する選手になって欲しくないですよね。

サッカーが上手い子の共通点は、一言でいうと「素直な子供らしい子ども」。

少年サッカーでは、体格が良くて活躍する子、技術があって活躍できる子どもが多いです。でもそんな子が活躍できるのは今だけなんです。

本当にサッカーが上手い子の共通点は

素直に育てられた子供らしい子ども。さらに技術や体格がついて来れば、最高のサッカー選手になると思いませんか？