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少年サッカーはいつから始める?サッカーをはじめる時期

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「子どもにサッカーをはじめさせよう」と思っても、いつからサッカーを始めるのが良いのか。周りに詳しい人がいれば良いのですが、いきなり近くの少年サッカーのチームに連れて行って良いのか、もうちょっと大きくなってからにしようかなど、いつから子どもにサッカーを始めさせるのが良いの? って思いますよね。

私が指導している少年サッカーのチームでは、はやく始める子は幼稚園の年中から、遅い子どもでも小学4年生の終わり頃までに始める子が多いです。でも5年生や6年生で体験に来る子どももいます。

保護者からすると3年生や4年生で少年サッカーに連れて行くと周りの子どもたちはサッカーが出来ているのに我が子は初心者。そうすると

「サッカーを始めるのが遅かったかな?」

「無理かな?」

と思ってしまいますよね。でも子どもが楽しくサッカーが出来るなら、いつから始めても大丈夫です!!

出来ればプレゴールデンエイジ(5~8歳)に始めた方が良いです。子どもの成長に関係しています。

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サッカーをはやくはじめた方が子どもにとって有利?!

「もう、4年生だから遅いかも?!」なんて考えるかもしれませんが、4年生だろうと5年生だろうとサッカーを始めるのに遅いコトはありません。

子どもが「サッカーを始めたい」「子どもにサッカーをさせたい」と思うのであれば、すぐに近くのサッカーチームの練習を見学したり、体験したりした方が良いですよ。

さすがに中学生になってから、サッカーを始めるのは遅いかもしれませんが、小学生であれば、いつからはじめても遅くありません。その理由を解説します。

少年サッカーはいつからはじめるのが良い?

私は約10年間、少年サッカーのコーチとして子どもたちの指導をしています。保護者の方からすると周りの子どもたちの方が上手いとついていけないのでは? と思うみたいですが、そんなコトはありません。

子どもにサッカーをはじめさせようと思って、いつから始めるのが良いのか。悩むのであれば、すぐにでも始めさせてください(笑)

少年サッカーはいつから始めさせても問題ありません。もちろん、はやくはじめた子どもたちの方ができることが多いです。でも、経験による差なんてすぐに埋まりますよ。最初は別々のトレーニングになるかもしれませんが、数か月もすれば、一緒の練習をして試合にも出れるようになります。

でも早く始めた方が良い

低学年や幼稚園児からサッカーをしていても上手くなる確率はあまり変わりません。5,6年生になると幼稚園からはじめた子どもも、小学4年生から始めた子どもも、あまり変わりがありません。

サッカーをしてなくても、幼稚園のときや小学校低学年のときに身体を動かしている子どもであれば問題ありません。大事なのはその年代に色々な動作の経験をすること。

はやく始めた方が良いと言うのも間違ってはいません。同じポテンシャルを持っているならはやく始めた方がたくさん経験が積めるので上手くはなります。でも、小学校の間だけです。本当のサッカーになるのは、中学校や高校に上がってからです。はやく始めたからプロになれると言うことはありません。

サッカーを早くはじめても、良い指導者に巡りあわなければ、上手くならずに小学校を卒業することもあります。

早ければ早いほうが良い理由

もちろん、少年サッカーをはやくはじめる方が有利なことも多いです。しかし、子どもが上手くなるかは指導者によるところが大きいです。少年サッカーを指導しているコーチはピンキリ。

しっかりと理論を学んで指導にあたっているコーチもいれば、そうでないコーチもいるのが現状です。しっかりと理論を学んでいる指導者であれば、低学年のうちはボールで遊んでいるだけ、鬼ごっこなど全身を使って遊んでいるだけのようにみえるトレーニングをしていると思います。

実は低学年のうちに遊びや運動で色々な動きを体験させることは、運動神経の向上に非常に大切なのですが、少年サッカーの指導者の中には知らない人も多い。

少年サッカーのコーチには「低学年からサッカーだけを教えれば良い」と考えてるコーチもいます。そんなコーチに指導をされるなら、早い時期にサッカーをはじめる必要はありません。しっかりと学んでいるコーチやチームでサッカーを始められるなら、低学年のうちからサッカーを始めた方が運動神経も良くなるので有利になります。

少年サッカーをする年代について簡単に説明します。

プレゴールデンエイジ

5~8歳はプレゴールデンエイジと呼ばれ、自分の身体の使い方を覚える時期。この期間に色々な身体の動かし方をする運動や遊びをすることで運動神経(コーディネーション能力)の向上に効果があると言われています。

右足を出そうと思っても左足が動いてしまうなど、自分の思い通りに身体が動かない難しい時期です。まだまだ、サッカーを専門的に学ぶ必要はありません。指導を学んだコーチがいる少年サッカーチームは、サッカーをするのはもちろんですが、手でボールを扱ったり、鬼ごっこをしたり、全身を使う運動をして運動神経を向上させるトレーニング(コーディネーショントレーニング)を行うことが多い年代です。

基本的な動作を身につける時期なのでサッカーだけでなく、色々な動きが入る遊びや運動をすることが大切です。

この年代の子どもは、サッカーだけでなく色々なスポーツや遊びを経験させることが運動神経の向上に非常に効果的です。

ゴールデンエイジ

9~11歳はゴールデンエイジ。神経系の発達が一気に進み、自分の思い通りに身体を動かせるようになり、目で見たプレーをそのまま習得できる『即座の習得』が出来る時期と言われています。

プレゴールデンエイジの時期に基本的な動作を身につけておくことで動きを見ただけで理解できるようになります。俗にいう”センス”を身につける時期です。今まで出来なかったことが出来るようになったり、技術、センスともに大きく成長が見込める時期なんです。

ポストゴールデンエイジ

ポストゴールデンエイジと呼ばれる年代は12~14歳です。この時期は運動神経の成長が止まり、ゴールデンエイジとは違い、短期間で急成長をすることは難しくなります。

ゴールデンエイジで身につけた動きをより早く、より強く繰り返し、精度を高める時期です。

▼ 子どもの成長段階については別の記事でまとめています。

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いつから始めても問題ありません

少年サッカーはいつから始めても問題ありません。子どもがサッカーが好きになる環境、サッカーが上手くなりたいと思う環境にしてあげることが大切です。低学年からサッカーを始めて3、4年生までは活躍できたのに5、6年生になると輝けない子どももいます。反対に4年生から始めて6年生のときは、トレセンに選抜される子どももいます。

いつから始めるかではなく,どれだけ子どもが真剣にサッカーに取り組むかの方が重要です。

大事なのは楽しめるか

いつから始めても「サッカーが楽しい」と思えることが大切です。サッカーが楽しいと思えるようにするためには、サッカーの技術がないよりはあった方が良いですよね。身体が思い通りに動かないより、動いた方が思い通りのプレーができますよね。だから、小さいときから始めた方がよりサッカーが楽しめるようになります。

サッカーを始める時期はプレゴールデンエイジ(5~8歳)、遅くてもゴールデンエイジ(~11歳)が理想的です。

でも、いつから始めても大丈夫です。大人が思っているより、子どもたちはすぐに打ち解けます。すぐに「サッカーが楽しい」と笑顔で言ってくれるようになりますよ。

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