失敗は悪くない。チャレンジしない方がマズい

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最近、少年サッカーを見ているとスマートなプレーをする子どもが増えてきましたよね。ひと昔前より、技術力は上がったような気がします。ボールを扱うスキルを中心に教えるサッカースクールなど、子どもたちがスキルに身につける環境が整って良いことだと思います。

僕は10年以上、少年サッカーを観ていますが間違いなく技術は上がって来ています。高学年の試合を観ているとプレーのミスが少ない。ひと昔前の試合はミスが多かった。

でも、最近の子どもたちの試合を観ていてワクワクしない。スマートな試合、みんな上手いんだけど観ていて面白くない。面白くないサッカーの原因を僕なりに考えて見ました。

子どもたちのプレーが面白くない理由は、出来ることしかしないから。失敗を怖がってチャレンジする子どもが少ない。

つまらなくなった理由

物事には必ず原因があります。少し前の子どもたちは技術はなかったけど「どうにかして勝ちたい」とリスクを背負って試合に臨んでいたような気がします。そして、一つのミスで失点。

でも、ベンチからも保護者からもミスを責めるのではなく「取り返して来いっ!!」って声があった。子どもたちも絶対に取り返してやるとチャレンジしていた。それこそ、実力差があるチームでも必死に食らいついていく姿に迫力すら感じました。

そんな子どもたちを観ていると「何か、やってくれるんじゃないか?」強豪チームに一矢報いてくれるんじゃないかと期待が持てた。僕も指導者として子どもたちには「イケるぞ。ミスで点を取れなかったけど、あのプレーをすれば勝てるぞ。さあ、行ってこいっ!!」とベンチから送り出していました。内心、十中八九、勝てないと思っていてもね。

僕が指導をしていたチームではないのですが、技術力に雲泥の差があるJ下部に大金星をあげたチームもありました。会場にいた人が全員応援する雰囲気になった。J下部がその会場ではヒール。

下馬評ではJ下部圧勝だったのに予選敗退に追い込んだ素晴らしい試合でした。

大番狂せがなくなった

最近の少年サッカーの試合は大番狂せが少なくなってしまいました。試合を観ても面白くなくなった原因は技術力があるチームが勝つからだと思います。

ここからは僕の想像ですが、子どもも保護者も、最悪なのは指導者も、相手の方が上手いから負けても、しょうがないって思っているのではないでしょうか。

「相手の方が上手いから勝てる訳ない」

冷静と言うか、冷めた子どもや指導者が増えて来たんだと感じます。

リスクを背負ってチャレンジしない

サッカーは勝つこともあれば、負けることもあります。でもサッカーの目的は、相手より多くのゴールを奪って勝つこと。勝つために必死になって頑張ることが必要だと思うんです。

そのためには、リスクを背負ってチャレンジしないといけない場面が出てくる。でも、今の子どもたちのプレーを見ると安全策が第一優先。失敗をして責任を取ることを怖がっているようにしか見えません。なので、観ていてつまらない試合が増えたんだと思います。

チャレンジしなくなった理由

子どもたちがチャレンジしなくなった理由は、周りの大人に原因があるような気がしてなりません。時代の流れなんて言葉で片付ける人もいますが、僕はそうは思いません。

こんなことを書くと炎上するかも知れませんが、子どもたちの周りにいる大人、指導者、保護者が責任逃ればかり考えているから、子どもたちもミスをして、責任を取りたくないと考えてしまっている。

街のボランティアチームは、子どもたちの技術力が上がってきたのにチャレンジをしたくなってしまった。J下部や強豪チームは技術力に加えてチャレンジする気持ちが強くなってきました。

約10年前に日本のナショナルチームが「技術があるのに試合に勝てない」と海外から言われてましたが、言われていたことが、今の少年サッカーで起きているです。

誰も責任を取りたくないから、相手ゴール前でもパス。裏が空いているのにバックパス。試合を観ていて楽しくなかった時代の日本代表と同じ道を辿っています。

確かに今、親やお父さんコーチをしている年代の人たちは、好景気も味わったことがなく、消極的に生きることが当たり前だったのかも知れません。

だからと言って子ども時代からそんな消極的な考えだと将来が心配になってしまいますよね。

子どもたちにはチャレンジしてもらいたいと思いませんか?

日本のサッカー、未来を守るためにも

ここ数年、少年サッカーを卒業して、その先、サッカーを続ける子どもが減って来ていると言うのが僕の実感です。

「サッカー選手になる」と言う夢も成長につれて周りを見て、自分の実力との差を感じて諦めてしまっているんじゃないでしょうか。

子どものうちくらい、夢を見て、その夢に向かってがむしゃらに頑張って欲しいと思います。

そのためにも、少年サッカーを取り巻く大人たちが変わらなければならないのではないでしょうか。

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