ロシアワールドカップでアイスランドが躍進する理由は、優秀な指導者教育にある!!

雑記
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2018ワールドカップロシア大会は波乱の予選が続いています。FIFAランキング1位のドイツが黒星発進、FIFAランキング2位のブラジルがドロー、4位のポルトガルもスペインとドロー、5位のアルゼンチンもアイスランドとドローなど大会4日目でFIFAランキング上位の国が勝ち点を稼げていません。

また、開催国であるロシアはFIFAランキング70位で過去最下位国開催のワールドカップなどと言われていましたが、フタを開けて目れば5-0でサウジアラビアに快勝しています。

私もテレビ中継が見れるときは出来るだけ見ています。見れない場合は録画してみようと思っています。少年サッカーの指導者仲間との話題もワールドカップ一色(笑)。

ポルトガル-スペインのカードをみてやっぱり「技術が高い」「C・ロナウドのフリーキック、凄い!!」「アグエロのシュートハンパない!!」など盛り上がっています!!

EURO2016でもベスト4に入り、今回のワールドカップロシア大会でも初戦でアルゼンチンに引き分けた『アイスランド』。小国のアイスランドが躍進している訳は、約20年間前から行っている育成の強化にあります。

ちょっと気になったので今回は『アイスランド』について調べてみました。

アイスランドってドコ?

『アイスランド』と聞いてドコにあるか解りますか?EUROに出場している国なのでヨーロッパにあると言うのは解りますが、正直ドコにあるか知りませんでした。

アイスランドはヨーロッパのはずれにある小さな島国です。大西洋の北側、ヨーロッパとアメリカ大陸の間にある北海道を少し大きくしたくらいの島なんですね。イギリスの北側のグリーンランドの東側にある小さな島国。北緯60度に位置しているため、夏でも平均気温は12度くらい比喩は0度以下の日が続くそうです。

人口は33万人くらい。日本で一番人口が少ない鳥取県が57万人くらいなのでそれより少ない人口の国です。

そんなアイスランドが始めて本大会に出場をしたワールドカップで世界屈指のスター”メッシ”ようする国であるアルゼンチンと引き分ける最高のスタートを切りました。すごいことですよね。

なぜ、小国のアイスランドがこれほど実力をつけてきたのでしょうか?

子どもが育つ環境

アイスランドは人口が少ないことを言い訳にはしないで「全ての子どもにトップクラスの育成環境を用意することができる」と考え、育成の現場から変えることで成功することが出来たのです。

指導者を育てるプロジェクト

アイスランドのサッカー協会は指導者の教育にチカラを入れているそうです。アイスランドでサッカーの指導をするためには、ヨーロッパで認められているUEFA(欧州サッカー連盟)の指導者ライセンスを持つことが2002年に義務化されました。

国のライセンスではなくヨーロッパの指導者ライセンスを義務化したことによってアイスランドの育成の指導レベルが向上したのです。指導者を育てることで国のサッカーのレベルが上がると言うのは、ドイツやベルギーの例を見ても理解できると思います。

日本の少年サッカーではやはりボランティアコーチが多く、理論的に指導をしているチームや指導者は少ない。アイスランドでは全ての指導者にフルタイムで給料が支払われています。なので優秀な指導者が育つ環境を用意しているのです。チームも一定のライセンスを保有する指導者を雇用しなければ罰金を払うそうです。

指導者の質と量

指導者の質と言う話では、アイスランドは”UEFAのB級ライセンス”を持つ指導者が国内のサッカー指導者のうち70%、”UEFAのA級ライセンス”を持つ指導者が30%、合わせると100%です。指導者全員がヨーロッパのサッカー指導を学んだコーチなんて質高すぎでしょ?

因みに日本の少年サッカーでは、日本サッカー協会公認ライセンスも持たずに指導をあたっているコーチばかりです。ボランティアコーチなのでしょうがないと思うかもしれませんが。その差は歴然ですよね。

さらにアイスランドがすごいのは育成大国のドイツに比べても指導者一人当たりの選手人口が少ないんです。イングランドでは指導者1人に対して11,000の選手、ドイツでも2,800人、アイスランドは指導者1人に対して選手は800人くらい。ヨーロッパでもトップクラスの指導者が国中で子どもたちを育成しているのです。

そんな環境であれば、選手たちは伸びますよね。上手くなるハズです。それが、アイスランドの躍進の秘密なのではないでしょうか。

参考記事:1人たりとも、見捨てない育成。新たなメッシを生み出すアイスランド

優秀な指導者教育が必要

サッカーは指導者によって大きく変わります。少年サッカー年代でサッカーの楽しさを教えることが出来る技術と熱意を持った指導者に出会えるか。サッカーを楽しむことが出来ない選手は、自ら上手くなろうとすることはありません。

なぜなら、面白くないことを進んで出来る子どもはいないから。

サッカーの指導をするための基礎知識もないのに怒鳴り散らす指導者や子どもに自分のサッカーを押し付ける指導者が多いのが日本のサッカー界の問題点ではないでしょうか。

ボランティアコーチの中には、熱意と責任感を持って指導にあたっているコーチもいます。ただ全員ではない。そうすると指導者の当たりはずれで子どもの才能を伸ばすことが出来ないまま、サッカーをあきらめてしまうことに繋がってしまうのではないでしょうか。

アイスランドにはスター選手がいません。逆にスーパースターがいなくてもチームとして勝つために全選手がハードワークをすることが出来ています。サッカーの指導にチカラを入れているアイスランドは、コレから徐々にチカラをつけて強豪国になる可能性があると思いませんか?

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