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骨端線が閉じるサインはあるの? 子どもの身長はいつまで伸びる

子どもの成長
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子どもの身長が伸びるのは「骨端線が閉じるまで」骨端線が閉じてしまうと身長は伸びません。

医学の進歩はすごいですよね。レントゲンに写る「骨端線」をみることで後どれくらい、身長が伸びるのかを予想ができるそうです。

その骨端線は、子どもが成長期を迎えると閉じてしまいます。そして骨端線が閉じると身長は伸びません。

我が子が小さいと親として「これから何センチ、身長伸びるのか」は気になりますよね。身長の伸びが止まるのは、第二次性徴期が終わり、骨端線が閉じてしまうからなのですが、いつ閉じるの?

骨端線が閉じるサインはあるの?

子供が思春期に入り、身長が伸びるピークを迎えると「もっと身長が伸びて欲しいんだけど、まだ伸びるかな?」とか「声変りも始まったし、もう身長は伸びないのかな?」なんて色々と考えてしまいますよね。

もっと大きくなって欲しい。そのためにサポートをしたいと思っているんだけど、本当のところはどうなのかが分からない。

思春期が終わると身長が伸びなくなるのは本当なのでしょうか?

この記事では、子供の身長が伸びる仕組み身長の伸びが止まる時期について解説します。子供の成長過程を理解して、子供の身長を少しでも高くするサポートができれば良いですよね。

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身長が伸びる時期は決まっている

大人になってから「身長を伸ばしたい」と思っても成人の身長が伸びることはありません。身長の伸びは思春期が終わると止まってしまいます。身長が伸びる時期は早熟タイプ、晩成タイプなど身長が伸びるピークを迎えるタイミングに早い遅いはありますが、基本的に誰にでも訪れます。

身長が伸びる時期は第二次成長期が終わるまで

第二次成長期が終わると身長は伸ばせません。具体的には女子は15~16歳頃に第二次成長期が終わります。男子は17~18歳までが身長が伸びる時期。

成長の過程には個人差があるため、全員がそうだということはありませんが、女子は中学校卒業くらい、男子は高校卒業くらいで身長の伸びが止まるのが一般的です。

中には20歳を超えても身長が伸びる人もいますが、必ず身長の伸びは止まります。

第二次成長期は「身長の伸びのラストスパート

第二次成長期とは、子供の身体から大人の身体に変化する時期。男子は男らしく、女子は女性らしい身体に変化していく時期。完全に大人の身体になると身長は伸びません。第二次成長期を迎えて、グングン身長が伸び、徐々に伸びなくなってきたら身長の伸び止まりです。

男子を男らしく、女子を女らしくするのが性ホルモン。この性ホルモンの分泌が活発になると骨端線は閉じてしまいます。骨端線とは身長を伸ばすために必要な骨の軟骨部分です。

つまり、身長の伸びしろのカギは「骨端線(こつたんせん)」にあります。身長が伸びると言うのは骨が伸びると言うこと。その骨は骨端線と言う骨の成長点からしか伸びません。

身長が伸びる時期は、第二次成長期が終わるまでなんですね。

骨が伸びる仕組み

身長が伸びるためには骨が伸びる必要があります。骨はどうやって伸びるのでしょうか?

硬い骨がどうやって伸びるかというと、骨全体が大きく長くなるわけではありません。骨が伸びるのは「骨端線(こつたんせん)」と呼ばれる骨の端にある軟骨部分だけ。

この骨端線にある軟骨部分をはじめ、体内の骨の中では

  • 破骨細胞(はこつさいぼう):古い骨を溶かして壊す
  • 骨芽細胞(こつがさいぼう):新しい骨を作る

2種類の細胞があり、活動をしています。思春期は骨芽細胞の働きが一生のうちで一番活発になる時期です。骨を壊す破骨細胞の活動スピードより骨を作る骨芽細胞の活動の方が速いため、骨がドンドンと伸びて行きます。

骨端線の骨芽細胞の活動で作られた軟骨に少しずつカルシウムやリンなどのミネラルが吸着し、硬くなることで丈夫な骨に変わっていきます。

この骨端線があるということは軟骨が硬い骨に変わることが出来る。すなわち、骨の伸びしろがあるということ。

身長の伸びしろ「骨端線」

骨端線は思春期の終盤になると次第になくなり始めます。性ホルモンの分泌が始まると子どもの身体から大人の身体へ変わっていきます。この性ホルモンが盛んに分泌されるようになると成長のラストスパート。

骨も成熟して骨端線が消えてしまいます。この骨端線はレントゲンにも写ります。骨と骨の間に隙間が写ります。この骨端線がなくなるともう身長は伸びません

インターネットなどでは「成長期が過ぎても身長がまだまだ伸びます!!」とか「大人でも5cm伸びる」など骨端線が消えた後でも身長が伸びるとうたっている商品や情報などがありますが、身長が伸びるのは骨端線がある思春期まで

騙されないようにしてくださいね。

骨端線の活動を活発にするには

骨端線の活動を活発にし身長を伸ばすためには「成長ホルモン」が必要です。成長ホルモンは大人になっても分泌されます。人間が健康的に生命維持を行うのに欠かせないホルモン。

その成長ホルモンの分泌量を骨端線があるうちにたくさん分泌させることで身長を高くすることが出来るのです。成長ホルモンが多く分泌される時間は「睡眠時」と「運動時」。

なので成長期には良質な睡眠と適度な運動が欠かせません。

骨を伸ばすための栄養素

骨端線で軟骨が成長するには軟骨の材料であるコラーゲン(タンパク質)が必要です。さらに「カルシウム」と「マグネシウム」。

軟骨が成長するには、軟骨の材料であるコラーゲンが必要でそこにカルシウムやリンなどのミネラルが吸収されて硬い骨になっていきます。

コラーゲンの材料となるアミノ酸、カルシウムやマグネシウムなどのミネラルを多く摂ることで骨が伸びる後押しをすることで身長が高くなります。

なかなか栄養素が揃った食事を用意するのは大変ですよね。食事ではカバーできない栄養素はサプリメントなどで摂取しましょう。

骨端線を復活させる方法

骨端線が消えてしまうと身長は伸びません。その骨端線を復活させることは出来ません。骨端線が閉じるから成長が終わったのではなく、成長が終わったので骨端線が閉じた。

骨端線が閉じるのは性ホルモンが影響しています。性ホルモンの分泌量が多くなると大人の身体になり骨端線は閉じます。

子どもが成長して大人になるためには性ホルモンの分泌は必要です。薬などで性ホルモンの分泌を遅らせることは可能ですがリスクや副作用があります。

骨端線がある時期にしっかりと身長を伸ばす

子どもは成長します。骨端線がある思春期までに「良質な睡眠」「適度な運動」「栄養素の整った食事」でしっかりと身長を伸ばしましょう。

思春期は一生で一度の身長を伸ばすチャンスです。後悔しても後悔しきれないことになる前に身長を伸ばすために必要なことを理解し、しっかりとサポートしてあげることが大切です。

その大事な第二次成長期は、普段の生活によって早まってしまいます。第二次成長期が早まると身長を伸ばすチャンスが減ってしまいます。

日本人は早熟を喜ぶ傾向がありますが、早熟タイプより晩成タイプの方が身長が伸びる確率が高いんですよ。

詳しくは別記事にまとめています。

骨端線が閉じるサイン

骨端線はレントゲンで確認することができます。身長がまだ伸びるかの確認をするのはレントゲンが良いのですが、ケガをしていないのにレントゲンを撮ることはできません。

最後にどうやって、骨端線が閉じるサインの見極め方についてお話します。

これは正確かどうかは怪しいのですが。基本的にお話したように第二次成長期が終わると骨端線が閉じてしまいます。と言うことは第二次成長期が終わるときに身体に起こる変化を見つければ、そろそろ骨端線が閉じると言うサインですよね。

男子限定の話ですが、骨端線が閉じるサインは『あごヒゲ』。あごヒゲが固いヒゲになってくると骨端線が閉じるサイン。産毛のようなヒゲから、固いヒゲになってくると骨端線が閉じてきたサインだそうです。

信ぴょう性は薄いと思いますが。。。

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