子どものサッカーが上手くなるために親がやってはいけないこと

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「うちの子、なかなかサッカーが上手くならないんですよね」と悩んでいる保護者の方は多くいます。親としては「我が子に少しでも上手くなって欲しい。試合で活躍して欲しい」と思いますよね。そのためには、どうやって子どもをサポートをしてあげれば良いのでしょうか。

サッカーが上手くなるために親がやってはいけないことをまとめました。

子どもの”サッカーが上手くならない原因”は

子どもが原因ではなく、その親にある

ちょっと耳の痛くなる話かもしれませんが、子どもが上手くならない親の行動を解説します。もし、あなたの子どもに「サッカーが上手くなって欲しい」と考えるのであれば、行動を振り返り、改善してみてください。親がが変わらなければ、子どもは変わりません。

親がやってはいけないこと

親として「子どものために」と思ってしているコトが、実は”親のエゴ”だったということが良くあります。

サッカーは自ら考え、判断し、プレーをする自主性が求められます。しかし、”親のエゴ”で子どもの自主性を伸ばす機会を奪っている。子どもたちのために親が絶対にやってはいけないことを紹介します。

『指示』や『口出し』をする

我が子に対して”指示”や”口出し”をすることは子どもにとって良くありません。昔、自分がサッカーをしていたときのこと、本やインターネットで知った”にわか”な情報をもとにプレーの指示を出したり、口出しをすることは厳禁です。

なぜならば、子どもが判断する機会を奪ってしまっているから

言いたい気持ちも判ります。でも、その情報に根拠はありますか? 子どもに伝える内容をキチンと説明でしますか?

サッカーの戦術は年々進化しています。あなたがプレーをしていたときとは、プレーに対する考え方が変わっているかもしれません。

しっかり勉強していて、それを子どもに伝えることでプレーが良くなると確信が持てる場合に限り、子どもに伝えて良いと思います。その伝え方は、”指示”や”口出し”をするのではなく、プレーの”選択肢のひとつ”であることを伝えなければなりません。

たとえば、「ドリフルはこうした方が奪われないよ」「トラップはこの方向にした方が次のプレーにすぐ移れるよ」などのアドバイスを行うコトは必要です。

本来なら指導者がそのようなアドバイスを行わなけいけないのですが、なかなか指導者もくせ者ばかりなので親としてアドバイスするのは有りだと思います。でも「左を見ろ」「出せ」など具体的なプレーの指示は良くありません。

サッカーで判断し、プレーを選択するのはプレーヤーです。”指示”や”口出し”でプレーを強要してはいけません。

他の子どもと比べる

「あの子はできるのに、なんでお前はできないの?」と比較することは少年サッカーに限らず、良いことではありません。

なぜならば、他人と比べることは、その本人を否定しているコトになるからです。ある意味、親のパワハラなんです。

子どもには個性があります。ちょこまか動ける子、おっとりしている子、気が荒い子などなど。サッカーをする上でも個性があって良いのです。同じプレーができる必要はありません。

ドルブルが上手い、パスのセンスがある、危険察知できるなど個性を伸ばせば良いのです。他人と比べて何か得することがありますか? レギュラーとして試合に出ることができるかもしれませんが、それはチーム内の話であって、サッカーが上手いわけではありません。

親が子どもを”お山の大将”にしているだけですよね。

他の子どもと比べる親の心理として「うちの子は他の子どもより劣っているという劣等感を感じたくない」とか「うちの子は他の子どもより優れているという優越感を感じたい」という”親のエゴ”が見え隠れしているのです。親自身が無意識なケースが多いのですが、そうなると何を言ってもダメになるケースが多いです。

子どもに期待を掛けすぎる

少年サッカーで活躍できている子どもの親で、他の子どもと比べる親に多いのですが「プロになれ!」「お前ならプロになれる」と根拠もなく子どもに期待を掛けすぎていることがあります。子どもに期待を掛けすぎているので、子どもの挫折が”この世の終わり”と感じてしまう親が多い。

子どもは期待を掛けられているのを感じています。そうすると”失敗”や”挫折”が親の期待を裏切った。親をガッカリさせてしまう。と無難なプレーしかやらない。失敗を避けてチャレンジをしない子どもになります。

期待を掛けられている子どもは、「親の期待を裏切らないように」「ガッカリさせないように」と考えます。

さらに、子どもが挫折をした場合、本来は親が子どもを立ち直らせてあげる必要があります。しかしそんな親は一緒に落ち込んでしまう。

親が子どもに期待を掛けすぎるのは危険です。

勝敗にこだわる

勝敗にこだわるのは悪いことではありませんが、育成年代では勝敗より大事なモノがあります。

勝敗にこだわる親は「我が子に活躍してい欲しい」「我が子がいるチームが勝って欲しい」と思いがち。その根本には「我が子が頑張っていることを認めてもらいたい」「我が子が上手いというのを自慢したい」と思っているようです。

勝敗や我が子の活躍にこだわっているのは一過性の優越感だけ。結果は残りますがサッカーが上手くなるために必要な”過程”が残りません。

実際に勝利至上主義のチームを見ていていると「サッカーのレベルは上達していない」ことが多い。学年が上がり、身体能力が上がります。

その”身体能力”と”強い気持ち”だけしか、上達していない。判断や技術に関しては、あまり伸びていない。子どものサッカーを上手くしたいハズなのに上手くなっていないのです。

勝利にこだわることは悪いことではありません。しかし、子どもが上手くなるかというと別問題です。

勝ち負けよりも育成年代で大切なのは、しっかりとした基礎を固めること。チームとしては良いかもしれませんが、親が”勝てば官軍”では子どもは伸びません

親が勝ちにこだわる子どもは大抵、「何をしてでも勝てば良い」と考え、ラフプレーを行ったり、チームメイトのミスに対して厳しく文句を言ったりします。そんな子どもが上手くなると思いますか。

子どものプレーに対して批判する

試合やトレーニングの後に子どものプレーに対して”ダメだし”をする親をよく見かけます。子どもに対して批判をしてプレーが良くなることはありません。どちらかというとチャレンジをしなくなり、プレーが小さくなってしまいます。

なぜなら、親に”ダメだし”をされたくないから、出来ることしかやらない。必要なのは「子どもがどういった状況でどんなことを考えプレーをしているか」を聞いてみること。

どうして、そのプレーを選択したのか。その結果、失敗したとしたら、子ども自身で課題がみえてきているハズです。その課題を克服するために”子ども自身”がどうするかを考えることが大切です。

親として試合を観ていて感じたことを伝えるのは良いコトだと思います。もっと良いのは子どもに気づかせることです。批判することで子どもはチャレンジしなくなります。チャレンジしない子どもは上手くなるチャンスを捨ててしまっています。

子どもの代わりにやりすぎる

子どもが練習や試合に行くときに親が準備をする。子どもの着替えを手伝う、片付けを手伝うなど子どもに対して関わりすぎることは良くありません。

なぜなら、自分でやっていないので責任は全て親。自分で用意をすれば、忘れ物をするかもしれません。でも、忘れ物をしたのは自分の責任。親が準備をすると忘れ物は”親のせい”。

サッカーをするのは子どもです。時間が掛かるかもしれませんし、失敗をするかもしれません。しかし、子どもがやりたくてやっているサッカーのハズです。親が全ておぜん立てするのが当たり前になってしまうと子どもは何もしなくなります。

そんな子どもは、サッカーの試合中も全て”他人のせい”にします。誰のためのサッカーですか? 親が成長するためにサッカーをしている訳ではありませんよね。子ども自身が成長するためのサッカーのハズです。子どもの成長機会を奪ってしまうことに気づいてください

チームのルールを破る

子どもが可愛いからといって親がチームのルールを破ることで子どもはルールを破っても良いんだと勘違いをしてしまいます。

たとえば、他チームやスクールのセレクションを受ける場合は、チームの代表の承認を貰わなければならない。というルールがあったりしますよね。そのチームに入るときにそのルールを承知で入ったハズです。

そのルールが良いか悪いかは別としてルールは絶対に守る必要があります。「バレなければ良い」と親が判断してルールを破ることをしてしまうと子どもは「それで良いんだ」と間違った認識をしてしまいます。

サッカーにはルールがあります。相手の足を蹴ってしまえばファウルです。故意に足を狙った場合はレッドカードで退場です。それがルール。バレなければ良いと思っていても、悪いことはバレて当たり前。だからルールを守らなければいけない。ということを教えなけば、いけません。

平気で嘘をついたり、誤魔化す子ども

このような行動をとる親に育てられた子どもは、誤魔化すために平気で嘘をついたり、自分を正当化するために仲間を売るような子どもになってしまうことが多い。

そしてその親は「うちの子に限って」と思っています。子どもは親に嫌われたくない。親がいないとダメだと思い、親の前では良い子を演じているのに親は気づいていない。

親がドコかで修正出来れば良いのですが、だいだいそんな親は”学校のせい”、”指導者のせい”、”先生のせい”、”社会のせい”、”環境のせい”にして「自分は親として悪くない」「子どものために頑張ったのに」と人のせいにしています。

ココまでくるとサッカー以前の話になってしまいますが、近い話はあちらこちらで聞きます。

子どもを成長させたいのであれば、まずは親が変わらなければなりません。

サッカーが上手くなるために

我が子が可愛くて「子どものために」と思い、頑張っている行動が”子どもの上手くなるチャンス”を潰してしまっていることがあるのです。あなたが子どもへの接し方を変えることで

子どもたちはサッカーを楽しむことができる。

サッカーを楽しむことができると子どもは「もっと上手くなりたい」と思うようになります。

子どもを自立させる

サッカーはプレーヤー自ら考え、判断し、プレーをする必要があります。そのためには自主性をもって行動することが必要になります。

少年サッカーでは、指導者や親の指示通りにプレーできる身体能力と技術を持った子どもは活躍することができます。

ただ、サッカーは上手くなりません。子どもを自立させて自ら考えて行動できるようにすることが親のつとめではないでしょうか?

「うちの子は出来ないから」ではなく「出来るようにする」ことが子どもの自立につながります

そのためには時間も掛かるし、親の我慢も必要です。でも、絶対に子どもは出来るようになる。

自由に選択させる

親としては我が子に失敗させたくない。などと思い、子どもが判断をする機会を奪っていませんか?

子どもの人生はあなたの人生ではありません。子どもを押さえつけて言うことを聞かせるのは簡単です。でも、その理由やそうすることの意味を理解させなければなりません。「言われたことをしました」で終わってしまいます。
子どもの経験にはなりません。自由に選択をさせて失敗を経験するコトで覚えることもたくさんあります。

もちろん、間違った選択をしそうな場合にアドバイスをして正しい道に戻してあげることや間違った選択をしてしまったときにはしっかりと叱ることも必要です。

”親のエゴ”で子どもの人生を決めてしまうことは危険です。子どもに自由に選択させましょう。

子どもに責任を取らせる

自由に選択するということは責任を取らなければならないということ。親が決めてしまうと失敗したときは”親のせい”ですよね。子どもは言い訳にします。

自分で判断して行動する。その行動には”責任”があると言うことを子どもに理解させる必要があります。「言われた通りにやったのに勝てなかった」など”指導者のせい”にしたり、「あいつのミスで負けた」など”チームメイトのせい”にしたり、”他人のせい”にするクセがついてしまいます。

全ての結果は”自分のせい”。上手くなるのも”自分のおかげ”、上手くならないのは”自分のせい”。そう考えられる人間に育って欲しいとは思いませんか。

子どもは上手くなっている

最後に「うちの子は上手くなっていない」と思っているのは親だけです。上手くなりたいと思っている子は、自分の課題、克服しなければいけないコトを解っています。

「うちの子は出来ない」と思っているのは親だけです。親の考え方を変えれば、子どもも変わります。

それでも上手くならない場合は、子ども自身が「サッカーを上手くなりたい」と本気で思っていない。

子どもには子どもの人生があります。子どもをひとりの人間としてリスペストすることが、親としての最低限のつとめではないでしょうか?

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