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小学生のうちに身に付けてもらいたい4つの能力!!将来サッカーが上手くなるために

少年サッカーで身につけて欲しい能力 指導者の考え方
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もっとサッカーが上手くなって欲しい

いつになったら、子どもがサッカーが上手くなるのだろう

って、我が子をみると保護者なら誰でも思うよね?

僕は、少年サッカーのボランティアコーチ、ジュニアユースの監督も経験したし、サッカースクールのコーチも経験した。

結果10年以上も少年サッカーに関わっているんだけど、その経験でたくさんの子どもたちが成長するのをみてきた。

小学生は、まだまだ成長の過程なので、体格やチカラ、考え方も幼く、大人のようなプレーを求めても、出来なくて当たり前。

でも、子どもたちはトレーニングや試合を通して少しずつ成長をしている。気づかないかもしれないけど確実に上手くなっている。

そして「将来、サッカー選手として活躍したい」という子どもたちの夢を叶えるためには、子どもの周りにいる大人たちが考え方を変えた方が良い。

周りの子どもと比べたり、そもそも「サッカーで飯なんて食えるわけないじゃん」なんて考えている大人は、頑張っている子どもの周りから排除するべきだよね。

子どもの個性をリスペクトして将来、プロ選手になれるように能力を伸ばしてあげれば良い。じゃあ、サッカー選手に必要な能力って何?って話になるよね。

ボラ
ボラ

現代サッカーで選手に求められる能力って何があるの?

ひらめ
ひらめ

現代サッカーでは、アスリートとして身体能力、ボールを扱う技術、勝ちたいと思うメンタル、戦術を理解する能力が求められるよ。

ボラ
ボラ

当たりが弱いから、筋力をつけさせよう。

ひらめ
ひらめ

いやっ、そりゃダメだよ。

現代のサッカー選手に求められる能力は、大きく分けて4つ

サッカー選手に求められる能力
  • 身体(運動)能力
  • 技術(スキル)
  • 精神力(メンタル)
  • 戦術理解力(判断力)

トレーニングや試合を通して子どもたちの4つの能力を伸ばしていくことで、サッカーが上手くなっていく。ただ、小学生の子どもたちに筋力や持久力などの身体能力を伸ばす必要はない。

子どもの成長に合わせて能力を伸ばせば良い。筋力や持久力なんかは、身体が出来上がってからで問題ない。

なお
なお

小学生年代で身につけた方が良い能力と後から身につけた方が良い能力があるのね。

ひらめ
ひらめ

小学生のうちから辛いことやったら、サッカーが嫌いになっちゃうよ。

将来サッカー選手になりたいという子どもたちは、どうすれば良いかと言うと、小学生のうちに伸ばしたい能力は、以下の4つ。

少年サッカーで伸ばす能力
  • ボールを扱う技術(スキル)
  • 負けず嫌い、丁寧にプレーをする精神力(メンタル)
  • ゴールを奪うためにプレーをする判断力
  • 他の選手と違う個性

小学生の「今」に目を向けてしまうと早熟で身体が大きい子ども、チカラがある、足が速いといった身体能力の高いこどもを中心にチームを作ることが多い。

その方が勝てるから、教えているコーチも応援している保護者もそう考えることが多い。でもね、少年サッカーの指導で大切なのは、小学生の「いま」ではなく「将来」活躍できる選手を育てること。

ながい目で子どもたちを育成していこうよ。

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小学生のうちに身につけて欲しい4つの能力

少年サッカーをしている小学生は育成年代と呼ばれ、サッカー選手として完成形ではない。

中長期的にどんなサッカー選手になって欲しいかを考え、育成していくことが必要。そのためには、子どもの成長のタイミングに合わせたトレーニングを行うことが大切。

小学生のうちに伸ばしたい能力は

少年サッカーで伸ばす能力
  • ボールを扱う技術(スキル)
  • 負けず嫌い、丁寧にプレーをする精神力(メンタル)
  • ゴールを奪うためにプレーをする判断力
  • 他の選手と違う個性

4つの能力を少年サッカーでどれだけ身につけられるかで子どもたちの未来が変わってきますよ。

ボールをあつかう技術(スキル)

小学生の子どもにスピードやパワーを求める必要はなくて、正確にボールを扱えるような技術を身につけてもらいたい。

サッカー選手としてボールを扱うことは戦術や判断の前に必要な能力だから。

どんなに良い判断が行えてもボールを止める、蹴るアクションを行うときにミスをしてしまっては活躍することはできない。

例えば、最高のパスコース、タイミングでパスを選択しても、パスミスやトラップミスをしてしまってはチャンスにはならないよね。

小学校低学年のうちから「飛ばす」「止める」「運ぶ」技術の精度は高めなければ、いけない。

負けず嫌いだけではない、丁寧にプレーをするメンタル

負けたくない、最後まであきらめないと言った精神論だけじゃなくて、失敗してもチャレンジする丁寧にプレーをするなどのメンタルを小学生のうちに身につけてもらいたい。

小学生のうちは勝負に負けるとふてくされたり、出来ないプレーはやらない、出来るプレーしかやらないといった子どもが多いですよね。

そうではなく、しっかりと目標をもってチャレンジするメンタルを身につけて欲しい。

サッカーが好き。だから上手くなりたい。サッカー小僧のメンタルは小学生のうちに身につくものだよね。

ゴールを奪うためにプレーをする判断力

サッカーの目的は、相手より多くのゴールを奪い、勝つこと。そのためにどんなプレーをするか。それが判断力。

その判断力は、たくさんの経験と訓練によって身についていくもの。一つひとつのプレーに対して「何が目的だったのか」「どうしてそのプレーを選択したのか」を小学生のうちから考え、実行していくことで中学生や高校生など上の年代になったときの財産になる。

だから、大人がプレーを決めちゃダメなの。良くいるじゃん? 「ドリブルじゃない、パスしろ!!」とか「右に出せ!!」なんて指示するコーチ。

そんな指導じゃ、子どもたちに判断力は付かない。そんなんじゃ、大人になったときに『THE 指示待ち人間』になるじゃんね。どこ行っても「使えない」なんて言われる人間を育てている(笑)

小学生のうちから、判断力をつけさせるのは難しいんだけど、早いうちから考える訓練をしないと身につかない。どうしてかと言うと年代が上がるにつれて、プレースピードが上がってくる。ボールを受けてから考えては遅くなってしまう。

出来れば、小学生のうちから少しずつ、サッカーを理解させ、判断力を身につけて欲しい。

他の選手と違う個性

コレはあるJリーグのスカウトの方に直接聞いた話、Jリーグが全てじゃないけど僕も共感したので紹介しておく

トップトップ(Jリーグなどのトップチーム)のスカウトをして色々な選手を観てきているとサッカーの技術を身につけている選手は多い。でも、

この選手でないとダメだと思える選手がいない。

みんな同じプレー、無難なプレーをしているだけで面白みがない選手ばかり。この選手じゃないとこんなプレーはできないという個性的な選手が出てきて欲しい。

少年サッカーのときから、システムやチーム戦術を叩きこまれた選手は、みんなと同じようなプレーをするので誰をスカウトしても変わりがないそう。

本来は子どもたちは個性を持っているハズ。育成年代では、子どもたちの個性を潰してチームプレーをさせるより、子どもたちの個性的なプレーをもっと引き出して欲しいと言ってたよ。

僕も本当にそう思う。誰かの変わりになる選手じゃなくて「こいつじゃないとダメ」って選手の方が面白いサッカーができると思う。

小学生年代の少年サッカーでは、勝つためのチーム作りより、子どもの個性を伸ばす指導が必要なんだよ。

どうやって身につけさせる?

将来、活躍できるサッカー選手になってもらうために小学生のうちに技術、メンタル、判断力、個性を身につけてもらいたい。

どうやって身につけさせることができると思う?

どうしても、指導者は知っていることを全て子どもたちに伝えようする。僕も指導を始めた頃は「教えるのが指導者だ!!」と勘違いしていたけど。。。

確かに教えないといけないこともあるけど、大切なのは、子どもたちに気づかせること

僕は10年も少年サッカーの現場にいるけど、本当に子どもたちの育成を考えたチームが少ないと感じる。

どうして育成を考えないチームが多いのかを考えてみた。

現在の少年サッカーの問題点

少年サッカーの保護者を観ていると子どもが「上手くなるチーム」ではなくて「強いチーム」に子どもを入れたいと考えている風。

そんでもって、お父さんコーチも「強いチームが良い」なんて思っているから問題。

地域で「強いチーム」と言われているチームは、子どもも多く在籍している。でも、その中で試合に出れているのは、上手い子どもだけ。

サッカーの判断力を身につけるためには経験が必要。上手い子どもは、たくさん試合に出て経験を積んでさらに上手くなる。試合に出れない子どもは、経験が積めないから上手くならない。

特に成長の遅い子どもたちは、試合の経験が積めずにサッカーを諦めなければいけない環境になってしまう。

身体能力、運動能力が高い子ども中心のサッカー

指導者が「強いチーム」を作ろうとすると必然的に成長が早い子どもを使うことが多い。そりゃそうだよね。

だって、早熟な子どもは身体能力、運動能力が高いから。

小学生のうちに活躍する子どもは、基本的に早熟な子どもが多いです。サッカーをする上で身体が大きいというのは大きなアドバンテージ。

日本代表の試合を観ていても、身体が大きい海外のチームと試合するとチカラでは勝てないよね。身体的に成長が早いということは、少年サッカーでは有利。

日本サッカー協会も身体の小さい日本人として何が出来るか、日本人の特性を生かしたサッカーを目指し始めたんだよ。

でも、草の根の少年サッカーをみると早熟な子どもを使っているチームが多いのが現状。

指導者のコーチングの質

さらに、強いチームの多くは子どもたちに判断をさせない指導者が多い。

最近は、徐々に少なくなってきてるけど、少年サッカーの試合をみているとベンチでコーチが子どもたちに対して「ああしろ!!」「そうじゃないだろ!!」と指示を出している。

ベンチにいるコーチは、全体が見えるし、大人なのでプレーをしている子どもたちより判断が早いし、良い判断ができて当たり前。

でもそれって子どもたちの判断の機会を奪ってしまっていることになるじゃん?

僕がベンチに入っていると保護者の方から「もっとコーチングをしてください」と言われることがある。

でも、僕は「子どもたちに判断をして欲しい」「気づいて欲しい」と思っているので「ああしろ、こうしろ」とはコーチングはしない。そのかわり、子どもたちを盛り上げるために、ずっと声を掛けるようにしている。

サッカーのプレーをしているのは選手たち。選手が判断をしなければサッカーではない。なので指示はしない。

将来、活躍するサッカー選手にするために

少年サッカーをしている子どもたちは、小学生の「今」より「将来」の方が数倍も大切だと思わない?

そのために小学生のうちに身につけて欲しい能力は

少年サッカーで伸ばす能力
  • ボールを扱う技術(スキル)
  • 負けず嫌い、丁寧にプレーをする精神力(メンタル)
  • ゴールを奪うためにプレーをする判断力
  • 他の選手と違う個性

少年サッカーで活躍したのに中学校、高校と上のカテゴリに進むとサッカーを辞めてしまう選手が多い。反対に少年サッカーや中学校、高校時代に無名だったのにプロとして活躍している選手もいる。

将来、活躍する選手になってもらうためには、少年サッカーをしている小学生のうちから、計画的に育成をしていくことが大切だと思うよね?

子どもたちが考えてプレーをするための土台、基本を小学生のうちに身につけられるように『』を鍛えること。そのためのトレーニングを積んでいくことが必要。

あなたの指導は子どものためになっていますか?

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