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集中させてトレーニングするために少年サッカーの指導者が気にすること

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少年サッカーを指導していると子どもたちが集中していないと感じるときがありますよね。

そんなとき、あなたはどうしていますか?

「集中しろよ!」

「ふざけているな! ちゃんとやろうよ!」

なんて声をかけていませんか?

それって、実は逆効果なんです。その一瞬は子どもたちも

(コーチが怒っているから、やらなくちゃ)

と思い、集中しますが、すぐに集中が切れて元の目論見。

子どもたちが集中していない状態でトレーニングをしても効率的なトレーニングになっていません

どうせなら、子どもたちのためのトレーニングを行いたいですよね。なので子どもたちに集中してもらいたい。

でも、子どもたちが集中しない。どうすれば良いんだ?!

子どもたちが集中してトレーニングする環境を作るのも指導者の役割のひとつです。子どもたちに文句を言う前に指導者が、改善しないといけない点なんです。

どうやって集中させ、効率的なトレーニングをするのかお話します。

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集中力が足りない?

「なんで集中できないんだ?」

少年サッカーを指導し始め、最初に思いますよね。練習開始時からダラダラ。集合をかけてもおしゃべりしていて、なかなか集まらない。

そんなとき、大声で叫んでいませんか?

例えば、「集合って言ってんだろ! 集合って言ったらすぐに集まれよ!!」

なんて言ってませんか?

コレって会社だったら、パワハラ認定されてしまいますよね。あなたが会社で言われたらどうですか? 気持ち良い仕事なんて出来ないですよね。

子どもたちが集中できないのは、集中することによってのメリットを知らないからなんです。

集中して練習をするメリット、デメリットに気付かせることが大切なんです。

どうやって気付かせるか

子どもたちは何も知らないし、出来ないと思って指導をしてみてください。そうすれば、集中してなくても、ダラダラしていてもイライラしない。

中学生や高校生と違って、相手は小学生なんです。これから、色々なことを学び、人間として成長していきます。

例えば、コーチの話を聞かない子どもに対しては、聞かないことによるデメリットを気付かせてあげれば良いのです。

コーチの話を聞かないから失敗をする、コーチの話を聞くことによって出来るようになるといったことを気付かせます。

私は良く

「コーチ、今、なんて言った?」

と子どもたちに確認をします。初めは、答えられない子どもが多いですが、だんだんと答えられないとハズかしいとか、答えられないとマズいと子どもたちが気付き、集中して聞くようになりますよ。

集合が遅い場合も、「せっかく上手くなるための時間なのにダラダラしていたら勿体なくない? もっと上手くなるためには、どうすれば良い?」

と子どもたちに気付かせる。そうすると自分だけが集まるのではなく、他の子どもにも声をかけるようになって行きます。

命令ではなく指導

少年サッカーのコーチを見ていると子どもをコマとして動かすことが、指導だと思っているのでは? という人を見かけます。

昔ながらの体育会系のノリで指導を行っている人です。私も体育会系で育ってきたので、嫌いではないんですが、子どもたちが成長するには、効率的じゃないんですよね。

コーチングは、子どもたちが自分で判断できるように導いてあげること

そのためには、怖い存在じゃなくても良いんじゃないでしょうか?

厳しく指導する場面もありますが、子どもたちが集中してトレーニングをするために指導者がふざすけるときがあっても構わないのではないでしょうか?

集中させるのも指導者の役割

練習で集中して欲しいのになかなか、子どもたちが集中できないのであれば、トレーニングの内容を見直す必要があります。

集中できないときって、子どものレベルに合ってない練習メニューのときが多い。

ボールを止める、蹴ることができない子どもにロンド(鳥かご)なんてメニューを用意しても集中できません。

反対に出来ることを繰り返していても飽きてしまいますよね。

子どもたちのスキルに合ったトレーニングを用意するように心がけましょう。そして、子どもが集中できないときは、勇気を持って違うトレーニングに切り替えれば良いのです。

トレーニングの時間も重要

少年サッカーでは休日にトレーニングをすることが多いと思います。土日にしかトレーニングが出来ないなんてこともあります。

だからといってダラダラと練習をしても子どもたちの集中力が保てません。トレーニング中もメリハリをつけて集中する練習、遊びの要素が多い練習メニューを用意することも大切です。

子どもが集中してトレーニングするために

少年サッカーで、子どもが集中してトレーニングするために指導者は環境を整える必要があります。

そのためには、子ども一人ひとりを見て集中しているかどうか判断ましょう。

せっかくの休日を潰して子どもたちとサッカーしているのです。大人もイライラしないで楽しむように心がける必要があるのではないでしょうか。

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