私はお父さんコーチとして長年、少年サッカーで指導者をしています。
教え込むんじゃなく、子どもたちが自ら上手くなれる選手を一人でも多く育てたいと思って指導しています。
少しでも子どもたちのためにコーチングが知りたいと考え、日本サッカー協会公認C級コーチライセンスを取りに行きました。
日本サッカー協会公認指導者ライセンスを持っているから良い指導者って訳ではないんですが、最新のコーチングを体系的に身につけたいと思い取得しました。
そのC級コーチって日本に約28,000人しかいないんだって。
日本サッカー協会公認指導者ライセンスを取ったから良い指導者という訳ではないですが出来れば、取りに行った方が子どもたちのためには良いですよ。
自分のコーチングの良いトコ、気をつけなければいけないトコが、客観的に観れるようになります。
日本サッカー協会公認指導者って何?
日本サッカー協会公認指導者って聞くと凄い人って感じますよね。
どうやって公認指導者になるかというと
日本サッカー協会が主催する指導者養成講習会というのを受けて修了すると日本サッカー協会公認ライセンスがもらえる。
私はC級コーチ養成講習会に出て修了をしたので日本サッカー協会公認C級コーチランセンスを持っている訳。
指導者養成講習会って何をする?
私はC級のコーチライセンスを取る前にD級コーチ養成講習会を受けたんでその両方についてお話します。
C級コーチ
私が受けたのは約2ヶ月間、ほぼ毎週の土日の夕方に集まって講義と実技合わせて35時間位受けるコースでした。
受講者は、中学校や高校の先生、大学生、現役のJリーガーなんかもいました。C級コーチってサッカーの指導の入門、特にU-12を対象にしている個人戦術を中心に講習をするってことなんですが少年サッカーを指導している人って数人しかいなかったんです。
みんな上のライセンスを狙っていたんだと思います。B級を取ろうとするとC級を持っていないといけないので。
さらに言うとみんな若い。インストラクターの方もこんなに若いメンバーばかりって珍しい。っていうくらいでした(笑)。
実技は指導実践と合わせて合計で20時間位やるんですが、みんな本気でプレーをするので結構、辛いです。C級コーチを取るなら若いときの方が良いですよ。
でも楽しかったし、子どもたちを指導するなら取った方が良いです。
実技では若者たちに完璧に負けましたが、若者が苦手な指導実践は負けませんでした(笑)。(勝敗はないんですが。。。)
私が受講したときには、少年サッカーの指導歴が4年もあったんで慣れていたのと普段から指導者のための本を読んでいたのでそれ程、難しくはなかったです。
ただ、指導実践のときも子ども役を一緒に受講する仲間がやってくれるんですが、みんな上手い!!これをどうやって改善するの?って感じでした。
交代でコーチ役と子ども役をするんですが、やっぱり若い子たちは指導経験がないのでシンクロ(プレーしながらのコーチング)での声の掛け方やフリーズ(プレーを止めてのコーチング)のタイミングが難しいみたいでしたね。
そんなこんなで、約2ヶ月も一緒にいると結構、みんな仲良くなるんですよ。
D級コーチ
D級コーチはC級に比べて全然ラクでした。やることはC級コーチの内容を端折ってやる感じです。
2日間で済むし、どうやって指導を始めれば良いかわからないときに受けると良いと思います。
半日、講習を聞いて、半日、実践って感じで本当に駆け足で行う講習会なので、しっかりとした指導方法なんかを理解したい場合はC級を受けに行った方が良いです。
どちらもインストラクターの方が良い人だったので楽しく修了できました。
B級コーチ、A級コーチ、S級コーチ
私が持っているC級コーチまでは18歳以上であれば、誰でも受けることが出来ます。
その上のB級コーチからは、その1つ下のライセンスを持ってないと受けられません。S級コーチを取得するとJリーグや日本代表の監督をすることが出来るんです。
私、ちょっと大変そうですが本当はB級コーチを取りたいと思うんですよね。
日本サッカー協会公認指導者数
日本サッカー協会公認指導者ライセンスを保有している人って思ったより少なくて
S級 | 450 |
---|---|
A級 | 1,633 |
B級 | 4,459 |
C級 | 28,497 |
D級 | 44,617 |
引用:日本サッカー協会
しかいないんです。思ったより少なくないですか?
何度も言いますが、日本サッカー協会公認指導者ライセンスを持ってるから良いコーチという訳ではありません。もちろん、持ってなくても良いコーチもいます。
でも少しでも子どものためにこんなコーチングで良いのか?って思う気持ちがあるのであれば養成講習会に出てみると得るものが必ずあります。
時間とお金が許すのであれば受けてみてください。
コメント