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サッカーを教えるのには資格はいらない?!日本サッカー協会公認指導者って何?

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私は日本サッカー協会公認C級コーチのライセンスを持っています。C級コーチを取ってから4年。それまではD級コーチとして指導に当たっていました。

C級のコーチライセンスを取るときも大変でしたが取ってからの方がサッカーを真剣に指導するようになったような気がします。

その前から真剣に指導はしていたのですが責任感というか、子供がもっと上手くなるんじゃないかと真剣に考えるようになりました。

僕は普段はサラリーマンをしています。サッカーの指導はあくまでボランティア。それでも子供たちのために何が良いかを考えて指導をしています。

子供たちと一緒に苦労して頑張って辛い思いもして本当に一緒に成長してきたなと感じます。

これから指導にあたるコーチには出来るだけコーチランセンスを取ってもらい、日本サッカー協会が子供たちの育成をどう考えているかを知ってもらいたいと思います。無くても良い資格なのですが、あると子供たちのサッカーを観る目が変わりますよ。

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日本サッカー協会公認指C級コーチを取った理由

少年サッカーチームのお手伝いをすることになって「コーチって何をするの?」と思ったんです。

私が小学生のときは指導らしいことをしてくれたイメージがなく、小学生相手に何を教えれば良いか。さっぱり解らない(笑)

まずはD級コーチ

ぶっちゃけ、チームのトレーニングを観ても子供たちがさっぱり上手くなっていない。と言うか、コーチングじゃないんですよね。練習を見ているとダメ出しをしているだけ。でも、グランドに立っていると「コーチ!!」って呼ばれるんですよね。

ちょうどタイミング良く日本サッカー協会公認D級コーチの養成講習会があるのを知ってコーチのことが解らないなら日本サッカー協会に聞くのが一番だろうと思い、D級コーチを取りに行きました。

D級コーチの問題点

D級コーチでもサッカーの指導について教えてもらえるし、指導法というか日本サッカー協会が考える指導について学べます。でも指導を少し知ると楽しくなってくるんですよね。コーチングして子どもたちが楽しそうに上手くなるのを観ると

もっと深くサッカーの指導を知りたい

となって来るんです。そうするとD級では浅い。D級コーチの講習会は2日間。講習会は楽しいのですが時間が短いので駆け足で広く浅くで終わってしまいます。そんなに深くはできません。

C級コーチを取った結果

少年サッカーを指導していてことたちに「チャレンジしなさい!!」「まずはやってごらん。」と指導している私がチャレンジしない訳には行きませんよね。

子どもたちにより良い環境でサッカーをしてもらいたい。その一心で周りからの反対を押し切って(?)C級コーチランセンスを取りに行ったんです。

コーチングの手法(フリーズ、シンクロ、ミーティング)とかを教えてもらうんですが、基本的には自分オリジナルで指導法を考えないといけないんです。そのための手段としてコーチングの手法だったり、子どもの年代別の特徴だったり、トレーニングメニューを教えてもらう感じです。

そうなると自分オリジナルのコーチングを見つけ出す楽しさ、苦しさを味わうんです。

日本サッカー協会公認指導者制度

私はD級コーチ、C級コーチを取りましたが公認ライセンスを貰うためには日本サッカー協会が行う指導者養成講習会を受ける必要があります。

C級は指導者としての入門。本格的な指導者としてはB級以上を取る必要があります。

ライセンスの種類

ライセンスは「キッズリーダー」から始まり「D級コーチ」「C級コーチ」と続きます。ここまでは18歳(キッズリーダーは16歳)以上であれば、誰でも受講できます。

その上の「B級コーチ」からはひとつ下のライセンスを持っていないと受講できません。

B級コーチ

高校生以下の年代を指導するためのライセンスです。このライセンスから本格的な指導者としての活動について学べるそうです。C級コーチはあくまでも指導者としての入門。

A級コーチU-12

小学生年代(U-12)を指導する最上位のライセンスです。少年サッカーでこのライセンスを持っている人に教えてもらえたら上手くなるかもしれませんね。私はみたことありません(笑)

A級コーチU-15

中学生年代を指導する最上位のライセンスです。

A級コーチジェネラル

全国レベルの選手(主な対象は18歳以上)の指導ができるライセンスです。JFLやなでしこリーグ、Jリーグトップチームのコーチングなどが出来るようになります。

S級コーチ

Jリーグトップチームや日本代表の監督はこのライセンスを持っていないと出来ません。日本に数百人しか持っている人がいないライセンスです。

日本サッカー協会公認指導者の考え方

少年サッカーで指導をしている子どもたちは年代が上がると指導者が変わっていきますよね。日本サッカー協会は「長期一貫指導」で各年代で指導する内容を決めて次の年代の指導者へバトンタッチをする必要があると考えています。そうですよね。小学生の子どもたちが卒業して中学生になっても指導をすることってそんなに多くないと思います。

なので次の年代の指導者にしっかりと引き継ぐために責任をもってその年代で必要なスキルを身につけましょう。ということなんです。ちょっと真剣に指導をしなければならないという気持ちになりますよね。

資格がなくても良いですが

少年サッカーで指導をするには資格はいりません。でも日本サッカー協会が考える「長期一貫指導」については知っていた方が良いと思うんですよね。そうすると普段の指導を適当に行えない。責任感を持って指導にあたれると思うんです。

少年サッカーで頑張っている子どもたちの今ではなく、将来のために今の年代で必要なことは何なのか、どこまで身につけている必要があるのかのバロメーターを知ることが出来ます。

時間とお金が許すのであれば取って損はないライセンスだと思います。絶対、子どもたちのためになります。

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