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サッカーに必要な4つの能力を身に付けるトレーニング

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サッカーの戦術、サッカーの本質って何だと思いますか?

サッカーの原理原則は「すべてのプレーはゴールを奪うために行わなければならない。

そのためには 4つの能力が必要です。
サッカーに必要な4つの能力とは

  • 身体(運動)能力
  • スキル
  • メンタル
  • 戦術理解力

サッカー選手がプレーするには

  • 状況を確認し、選択するプレーを判断しなければならない(戦術理解力
  • 次に自分のスキルを駆使してプレーを行う(スキル
  • プレーを実行するために身体を動かさなければいけない(身体能力
  • そのプレーは感情によって左右される(メンタル

そしてこの必要な4つの能力はサッカーをすることで習得することが出来るんです。
極端に言うなれば、サッカーをすることでしか、サッカーの4つの能力は身につけることができないんです。

選手たちサッカーが上手くなるために4つの能力が身につくトレーニングをどうやって用意する必要があるのでしょうか?

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4つの能力って別々に伸ばせないの?

サッカーが上手い選手とは、「試合で活躍することが出来る選手

サッカーに必要な「身長(運動)能力」「スキル」「メンタル」「戦術理解力」の4つの能力は別々にトレーニングしてもサッカーが上手くなることが難しいんです。

なんでかと言うとサッカーのプレーには常に状況判断が求めらるから。

必要な4つの能力は常に密接に関わりながらサッカーのプレーは行われるのです。
スキルを習得するために相手のいない状況でのトレーニングをしても、
そこには状況判断が含まれていないため、ボールを扱うことは上手くなってもサッカーは上手くなりません。

ボールなしで走る速度が上がってもサッカーの試合の中で速くプレー出来るとも限りません。
どれだけにサッカーの戦術を理解しても良いプレーが出来る訳ではないのです。

技術があり、運動能力が高くでも、そのプレーを実行するメンタルの強さがないとプレーできませんよね。
その選手に足が速い、ドリブルやパスが上手い、パワーがあるとしても
それらの武器を使う勇気がなければいけないし、正しい使い方を知らなければ使えない。また使うための体力も必要です。

サッカーに必要な状況判断

サッカーは刻一刻と状況が変わります。お互いにボールを奪い合うため、攻撃と守備が目まぐるしく変わります。
またプレーを実行しようとしても必ず相手が妨害してきます。
刻一刻と変化する状況の中で選手が自ら判断し、プレーを選択し実行しなければならないんです。

サッカーが上手い選手とそうじゃない選手の大きな違いは「状況判断

状況判断を伴ったトレーニング

極端に言えば、サッカーが上手くなるためにはサッカーの試合をすることだけで上手くなります。
でも、上手くなって欲しいシチュエーションって出てこないですよね?
だからトレーニングをするんです。なのでトレーニングでは
試合で上手くいかなかったこと
試合を観察して改善したいプレーが
たくさん出る場を設定することが大切なんです。

よくある失敗トレーニング

スキルや身体の動きを身につけるにはドリル形式のトレーニングが有効です。
だからと言って長時間、同じトレーニングを続けていませんか?
ある程度スキルがついたら状況判断を含んだトレーニングを切り替えてみてください。
くわえて子どもたちは飽きやすいんです。
集中力が持ちません。ただ回数をこなすだけのトレーニングではスキルもつきません。

選手たちが簡単に出来てしまうトレーニングでは成長しません。
また選手たちのレベルより高すぎるトレーニングでも選手は上手くなりません。
選手のレベルを見極め、
ギリギリ頑張れば出来るようにトレーニングの難易度を用意しましょう。

判断を伴ったトレーニング

サッカーはサッカーをすることで上手くなります。
ではどのようなトレーニングを用意すれば良いのでしょう?

試合を切り取る

試合を観察して改善したいプレーを見つけ、トレーニングに落とし込むのは指導者の役目です。
そしてソコが指導者としてのウデの見せドコロ

選手たちが試合で上手くいかなかったプレーが多く出るシチュエーションを考えてください。

例えば、改善点として「攻守の切り替えが遅い」のであれば
攻守の切り替えが多く出るようにゴールの距離を近くして
奪ったら攻撃に切り替えるような場を用意してあげる。

トラップの方向が悪く、ボールが繋げられないのであればトラップの方向が必要になるように戻りながらのトラップや方向があるシチュエーションでのトラップなど出来るだけ試合を切り取ったトレーニングを行います。

スキルなのか判断なのか

試合で見つけた改善点はスキルが足りずに出現したのか
それとも判断ミスなのか
しっかり見極めてトレーニングに落とし込みます。

少年サッカーやジュニアユース(中学生)の育成年代を指導者に必要な能力は
サッカーの技術ではなく、試合をしっかりと分析できるチカラなんです。

サッカーを上手くするためのトレーニング

出来るだけ、4つの能力「身体能力」「スキル」「メンタル」「戦術理解力」の全てが含まれるトレーニングになっているかで判断してください。

そのためには出来るだけ、試合に近い場を用意する必要があります。
試合を切り取り、選手たちがミスを多く経験させることが大切です。
出来なかったことが出来るようになると言うことは成長したと言うことです。

一気にパフォーマンスが上がることはありません。
少しずつ能力を上げる必要があります。

選手の能力を上げるのも上げるスピードをつけるのも指導者次第。

指導者が学ぶのをやめて良いのは指導をやめるときです。
指導者が変われば選手は変わる。
指導者が変わらなければ選手は変わりません。

あなたの指導は選手のためになっていますか?

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