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少年サッカーで子どもたちを育てるために読んでもらいたい本を紹介

少年サッカーの考え方の本を紹介 指導者の考え方
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ちょっとこの記事は、僕の少年サッカーの指導者としての遍歴(?)というかベースになっている本をご紹介したいと思う。おそらく、僕は2010年以降でサッカーの指導書は60冊以上、トレーニング本は40冊以上、子育本は30冊以上、その他にメンタル、コーチング、身体の動かし方などなど、たくさんの情報をインプットしている。

基本的にヲタク気質なので、やると言ったらガッツリとインプットもアウトプットをする。その中で少年サッカーの指導に役に立てて欲しい本を紹介したいと思う。

お父さんコーチ、ボランティアコーチを対象に紹介しているけど、保護者の方にも子育てのバイブルとして読んでもらいたいと思う。

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サッカーのコーチを始めるとき

うちの息子(長男)が「父ちゃん、俺、サッカーがしたい」と言ったのが4歳の誕生日の数日前だった。

その頃は、僕も若かったので、毎週のように仲間でフットサルをしていた。天気の良い日は、カミさんとヨチヨチ歩きの長男もフットサル上に連れて行ってた。まあ、家族サービス(?)的な。

息子を連れて行くと仲間も一緒に遊んでくれるし、フットサルの後、BBQなんかもしていたので必然的にサッカーって楽しそうって感じたんだろうね。息子がサッカーをしたいと言ったときは、単純に嬉しかった

会社帰りにたまたま寄った本屋で運命的な出会いをしたのが、池上正さんの『サッカーで子どもをぐんぐん伸ばす11の魔法』という本。

可愛い息子もサッカーをやりたいって言っているし「ちょっと読んでみるか」なんて軽い気持ちで買って通勤途中に読んでいた。

この本の中で、池上さんは「少年サッカーの指導を見直すべきだ」と問題提起をしている。10年以上も前に出版された本だけど、いまだにベストセラーで重版されている。この本は、少年サッカーにかかわる大人、全員に読んでもらいたい

目からうろこというか、コレが当たり前

当時はまだ息子もサッカーを始めていなかったのですが、この本は私の子育てにもとても影響を与えてくれた本でだった。子育てをする上でも『サッカーで子どもをぐんぐん伸ばす11の魔法』の話はとても参考になった。今、中学生になった息子も素直な良い子に育っていますよ(笑)

息子と街のボランティアチーム(昔は少年団って言ってたよね)に見学、体験に行き、まあ若かったのもあるけど「こんな練習で上手くなるの?」って感じた。

僕は昭和の終わりから平成のはじめに部活を経験した。中学生のときはサッカー部、高校でラグビー部。まあ、今考えるとアレはアレで有だと思うよ。

気合・根性・努力。スポ根の世界ね。でもね、21世紀にもなって、スポ根はないよね。

子どもを自立させる

池上さんの本を読むと少年サッカーを通して子どもを成長させるためには子どもを自立させることの重要性が分かる。

僕は指導をしている中で、なかなか上手くならない子どもが急に上手くなるのを観てきた。急にサッカーが上手くなる子どもは、自立できている。

自立とは、自分がやりたいことを、自分で見つけ、自分でやっていく。自ら考え、行動すること

サッカーで判断ができる子どもは、自立できている子ども。子どもが考え、判断してプレーを選択している。

池上さんは、この『サッカーで子どもをぐんぐん伸ばす11の魔法』という本の後にも、本を出しています。どの本もおすすめ。

サッカーを知るために

サッカーのコーチをすると何から教えれば良いかという問題にぶち当たる。

僕も初めは、ドリブルだったり、キックだったり、ボールフィーリングなど一般的に言われる技術のトレーニングを行っていた。もちろん、サッカーをするには技術が必要。なので技術のトレーニングをするのはOKだったと思う(思いたい)。

でも、その技術を使うタイミング、目的やプレーの優先順位はサッカーを理解しないとできない。

僕が一番しっくりきたのは、『ゴールを奪う攻撃戦術』。僕が攻撃の選手だったというのもあるけど、サッカーの目的はゴールを奪うためという原理原則を学んだ本。

現役のときに、この本に出合えっていたら、もっと活躍できたかも。

トレーニングメニューはあまり必要ない

断言するけど、トレーニング本を読み漁る指導者が多いよね。僕もたくさん読んだ(笑)。

「バルサのトレーニングは~」とか「絶対、上手くなる~」とかね。でも、あんまり役に立たない

トレーニングメニューを考えるときのヒントというか、参考程度には使うよ。ただね、本に載っているトレーニングメニューをすれば上手くなることはない。上手い人と同じトレーニングをしても上手くはならない

トレーニングメニューで上手くなることはない。必要なのはトレーニング中の”コーチング”、”声掛け”

指導者の中には「このトレーニングをしたい、この本に載っていたから」なんてトレーニングメニューを決める人がいる。でも、そのトレーニングで子どもに”何を習得して欲しいのか”が分かっていないので、やらせているだけ。

大切なのは、トレーニング中の子どもたちに対する声の掛け方

トレーニング中の声の掛け方

残念だけどトレーニング中の声の掛け方は、経験をして覚えるしかない。声掛けが、いきなり上手くなることはない。

「上手いな」と思うコーチの声の掛け方をみたり、失敗して身につけたりすることが必要。僕もサッカースクールのコーチの声の掛け方や他チームのコーチの声掛けを観て盗み、実践して、できるようになった。

少年サッカーの指導の基本

この記事で紹介した本は、少年サッカーを指導するときの基本。僕のバイブル。もちろん今でもインプットを続けていますが、僕のサッカー指導の基本。

特に池上正さんの本は、年に1,2度、必ず読み直している(笑)。

コーチ初心者には、絶対に読んでもらいたい本を紹介しました。他にも、色々と紹介したい本はあるんだけど、まずはコーチの指導の基本、考え方を固めるための本。

池上さんが広めているサッカーが少しでも早く普及して、子どもたちのための少年サッカーになることを願っているよ

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