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子どものサッカー脳を鍛えよう!! 子どもとの観戦マニュアル

子どもとサッカー観戦マニュアル 指導者の考え方
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サッカーを観戦することは、子どもがサッカーを理解するのにとても役に立ちます。ひと昔前とは違って、海外サッカーも『DAZN』や『スカパー』で簡単に見ることができるようになりました。

Jリーグや日本代表戦を見るためにスタジアムに行き、興奮や熱気を味わうことで「サッカーを好き」にさせることができますよね。

サッカーに興味を持たせるならスタジアムに連れて行って一緒に楽しむ。そして、サッカーに興味を持った子どもには、世界最高峰のサッカーに触れる環境を用意してあげてください。

ただなんとなく「点が入った」「ドリブルが凄い」「勝った負けた」なんて、サポーター的な観戦では、子どものサッカー脳は鍛えられません。

家庭でもできる『子どものサッカー脳を鍛える観戦方法』は

子どものサッカー脳を鍛えるには、一緒にプレーの分析をしながら観戦しよう。

なんとなく、難しいような気がすると思いますが、分析の仕方を教えてあげれば誰でも出来るようになります。

まずは、あなたが分析の方法を覚えて、子どもに質問してあげてください。プレーについて質問してあげると子どもが考えるようになり、サッカー脳が鍛えられますよ。

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サッカーを観る子ども

少年サッカーをしている保護者にお話を聞くと「うちの子供はサッカーなんて見ないよ。」とか「暇さえあればサッカーを見ている」という子どもがいます。

少年サッカーの低学年ではテレビで1試合観ていることが難しい。でも、小学3年生や4年生くらいから徐々にサッカーを観ている子どもが増えてきていると感じます。

長年、少年サッカーの指導をしてきて感じるのはサッカーを観ている子どもの方がサッカーが上手い。だからと言って、無理して見せても上手くはなりません。

「ちゃんと見ろっ!!」なんてお父さんからのプレッシャーがあったら、子どもはどんどんサッカーを見ることを避けてしまいますので注意してくださいね(笑)

おそらく、サッカーを見ている子どもの方が、見ない子どもより、サッカーが好きだから。サッカーが好きだからサッカーを見るのが楽しい。そんな傾向があるような気がします。

ハイレベルのサッカーを日常的に観ることで子どもにとって吸収できることも多い。例えば、ネイマールのドリブルに興味を持った子どもは、彼のプレーを繰り返し観て、真似て少しずつ上手くなって行きます。

上手くなる観戦方法

サッカーを見ていても、サッカーが上達する観戦の方法とそうではない観戦があります。ひとつは、応援しているチームが勝った、負けた。誰が活躍した、ゴールを奪ったなどサポーター寄りのサッカー観戦。

もうひとつは、試合の結果ではなく、フリーの選手がいたのにどうしてパスをしなかったんだろう、トラップの方向が良かったから、良いパスが通ったんだなと、試合を分析しながら、自分がどうやったら、プロのようなプレーができるか、今の自分はどのくらいできているかを考えながらの観戦。

サッカーのサポーターとして観戦するのとプロのプレーに興味を持って観戦するかの違いです。

「もっと上手くなりたい」

「プロのプレーをみて、自分もできるようになりたい」

と向上心を持っている子どもはグングン上手くなっていきます。

プレーの分析は『5つの項目』で分析が可能です。詳しくは以下の記事をご覧ください。

プロのプレーを観ることでサッカー脳が鍛えられる

もちろん、サッカーに興味を持ってテレビ観戦を行っている子どもであれば、サッカーが好きなはずですよね。ただサッカーを見て勝った、負けたではもったいない。少年サッカーをしているのであれば、少しでも子どものサッカーにプラスになるような観戦をした方が良いと思いませんか?

子どもに気づかせるための観戦が大切

少年サッカーを始めたばかりの子どもには、興味を持たせるためにサポーター的な観戦方法で良いと思います。ただ少しでも「サッカーが上手くなりたい」と子どもたちが思い始めたら、観戦方法を少し変えてみては如何でしょうか?

子どものサッカー観戦レベル
  • レベル1
    サッカーに興味を持つ

    応援するチームの勝ちで喜んだり、プロのプレーを観てスゴイと思ったり、サッカーに興味を持つための観戦。サッカーを始める前、始めた直後。

  • レベル2
    プロのプレーを真似する

    スゴイと思ったプレーを真似するために、プレーを分析して実行するためにはどうすれば良いかを考える観戦。サッカーが上手くなりたいと思い始めた時期。

  • レベル3
    プロ選手の考え方を想像する

    プロ選手のプレーに対して何を思っているかを考えながらの観戦。

  • レベル4
    チームとしてのコンセプトを考える

    ボールの奪い方、攻撃のタイミング、戦術などを分析し、自分ならどうすると考えながらの観戦。

勝手に私がレベル付けしていますが、サッカーの観戦レベルのレベル2までは、子どもにチカラで上がってきます。レベル3、レベル4は一緒に観戦する大人のサポートが必要になります。

子どもに気づかせる観戦方法

子どもの観戦レベル3やレベル4と観戦レベルをひとりで上げるのは、ちょっと難しいと思います。一緒に観戦する大人が発問(質問)をしてあげることが必要です。良い現象や悪い現象が起きたときに「どう思う?」「なんで、あのプレーを選択したと思う?」と声をかけてあげる。

例えば、サイドでドリブル突破ではなく、ワンツーで相手をかわしたときに「サポート(壁役)の選手、良いポジションだったよね。どうして、あのポジションを取ったと思う?」とか「相手選手は、なんで簡単にワンツーを許しちゃったんだろうね?」と質問をしてあげる。

答えは間違っていても否定はしないでください。まずはプレーをするのに考えることが大切。サッカーを知っている(学んだ人)なら、理由も分かるので、子どもと「ああだろう、こうだろう」なんて話もできると思います。そのためには、一緒に観ている大人も、子どももサッカーを理解していないと難しい。

大人が否定をしたら、「どうせ、何を言っても認めてくれない。なら考えない」と子どもは考えなくなります。そうならないためにも、否定はしない。「なるほどね。でも、俺はこうだと思うよ。どうかな?」くらいの話なら良いと思いますが、「違うでしょ」なんて言ってはいけません。

DAZNがおすすめ

Jリーグや海外サッカーを観るならDAZNがおすすめです。DAZNは色々な視聴方法があります。子どものレベルに合った視聴方法が選べるので良いと思いますよ。今なら1ヶ月間、無料視聴可能だし。。。

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例えば、海外サッカーは深夜中継が行われることが多いですが、ライブで見ようとすると子どもたちにはつらい。成長にも悪いしね。でもDAZNならライブ中継終了後、見逃し配信を行っているので、見逃してしまっても安心して時間のあるときに観ることができます。

我が家でもコパアメリカを見逃し配信でたっぷり見ていました(笑)

下の子(小学3年生)は、ハイライトで良い場面だけを観て「スゲーっ!!」なんて言いながら何度もプレーをみて練習時に真似をしていました。観戦レベル2ですね。

中学生の長男は、どちらのチームを応援する訳ではなく、観ながら「父ちゃん、この場面だったら、俺はこのスペースに動くけど、どう思う?」なんて話をしながら、巻き戻したりして観戦していました(笑)。解説者かっ?!ってツッコミを入れたくなるくらい確認していましたよ。

子どもが上手くなる観戦方法

サッカーが好きな子どもは、サッカーが上手くなります。好きだから負けたくないし、上手くなりたいと思っています。ただ、サッカーを上手くするのであれば、サポーターのように勝った、負けたとか、誰々が凄かった、誰々のシュートがヤバイ。ではなくて、プロの選手が何を考えてプレーしているのか、どんな意図でプレーしているのかを考えながら観戦できるようになると良い。

海外やJリーグなどのハイレベルなサッカーを観て分析をすることで、子どもたちの中ではイメージトレーニングになります。ただ観るより、同じシチュエーションで、どんなプレーをするのか親子でコミュニケーションを取ることで子どものサッカー脳が鍛えられるのではないでしょうか?

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